【ウッドベースの音作り】ウッドベース用ピックアップとプリアンプについてとおすすめを紹介

pickup コントラバス
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ジャズなどでウッドベースを使う場合、
生音ではドラムやサックスに音量が
負けてしまうため、ピックアップを
取り付けてアンプから音を出します。

ピックアップにはいくつか種類があり、
それぞれ音色や取り付け方が違うので、
自分に合うピックアップを選ぶ必要が
あります。

また、ピックアップは音を拾うだけで
ボリュームやトーンコントロールが無いので、
プリアンプを使うと音を作りやすくなります。

この記事ではウッドベース用のピックアップと、
おすすめのプリアンプを紹介します。

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ウッドベース用ピックアップの種類と特徴

ウッドベース用のピックアップには
いくつか種類があり、
それぞれに違った特徴があります。

音色も種類によってだいぶ違うので、
自分の好みに合うものを選びましょう。

それではここから、いくつかピックアップを
紹介します。

Underwood(アンダーウッド)Upright Bass Pickup

ウッドベース用のピックアップの
元祖と言えるピックアップです。

駒にはさむだけで使えるので、クラシックと
ジャズの両方やる人には便利です。

生音に近い自然な音色で、中低音が良く出ます。
コントロールもしやすく、値段も手頃なので
初めて使う方にもおすすめです。




REALIST ( レアリスト ) WBASS-PU

こちらもウッドベースでは定番の
ピックアップです。

このピックアップは、駒の低音側の足と
楽器本体の間に挟んで取り付けるため、
一度つけたらなかなか外すことが
できないというデメリットがあります。

音色は生音に近く、低音が良く出ます。
生音重視のプレイヤーに人気が高い
ピックアップです。




REALIST ( レアリスト ) Sound Clip

駒にネジで挟んでとりつけるタイプの
ピックアップです。

生音に近く、弓で弾いても上品な
良い音色です。
やや低音が弱いですが、バランスよく
鳴るピックアップです。

手軽に脱着ができますが、
取り付ける場所やネジを締める強さで
音色が変わるため、セッティングが
むずかしいです。
また、ハウリングを起こしやすく、
あまり音量をあげられません。




FISHMAN ( フィッシュマン ) BP-100 Classic Series Upright Bass Pickup

駒の先に2つの板状のピエゾピックアップを
クリップで挟んで使います。

ピチカートに特化したピックアップで、
粘りのある、アタックの強い音色です。

弓で弾くとゴリゴリとした荒い音になります。

フィッシュマンのプリアンプの、
PRO-EQプラチナベース、B-IIを合わせて
使うとサウンドメイクがしやすいです。




MSP ピックアップ コントラバス・ウッドベース用キット

ベース本体の表板を、
マグネットで挟んで取り付ける
新しいタイプのピックアップです。

日本のメーカー製で、
価格もリーズナブルです。

生音に近い音色で評判も良いです。

低音が良く出るので、
フィッシュマンのピックアップと
サウンドをブレンドすると、
いいバランスの音色になります。
弓で弾いてもいい感じです。





Wilson Contrabass Pickup K-4

駒の、各弦から9mmボディ側に
穴を開けて取り付けるピックアップです。

繊細で上品な音色で、レスポンスも早いです。

不可逆的な加工をしなければいけないので
気軽に試すことはできませんが、
現在ある中では最も良いサウンドを
得られるピックアップです。

DPA DO4099B

駒に取り付けるタイプのコンデンサーマイクです。

生音をそのまま拾うので、ピエゾタイプより自然なサウンドです。

ハウリングしやすいので、ライブなどでは使いにくいですが、録音などではピチカートでも弓でも最高のサウンドを得ることができます。





山彦 CPS-DB型

日本のメーカーが開発した、
アジャスターと一体型のピックアップです。

クリアで、生音に近い音色で、
ピチカートも弓弾きもいい感じです。

プロの使用者も多く、ライブなどで見かける
こともよくあります。

取り付けは専門店に頼む必要があります。

コントラバス | 製品 | YAMAHIKO 山彦
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ウッドベースに使えるプリアンプについて

ピックアップで拾ったウッドベースの音は
プリアンプを使うと音作りがしやすいです。

プリアンプとはピックアップからの信号を
電気的に増幅させるもので、ボリュームや、
イコライザーなどをコントロールできます。

エレキベース用のプリアンプもありますが、
アコースティックベース用のものが
ウッドベースでは使いやすいです。

ここから、ウッドベースで使うのに
おすすめのプリアンプを紹介します。

L.R.Baggs ( エルアールバックス ) Session DI

こちらはもともとアコースティックギター用の
プリアンプですが、ウッドベースに使うと
生音の音色を損わずに、音に自然な存在感を
プラスすることができます。

イコライザーの効きが良く、ウッドベースに
ぴったりのプリアンプです。


FISHMAN(フィッシュマン) PLATINUM STAGE EQ/DI

アコースティックギターとベース用のプリアンプです。
コンパクトでストラップに取り付けられるので
手元に置いて操作をすることができます。

イコライザーはフラットになる12時の位置に
クリックがあり、手探りで操作が可能です。

値段も手頃で、操作もしやすい
おすすめのプリアンプです。




TECH21 SamsAmp/PARA DRIVER DI

ベースやギターなど、様々な楽器に使える
プリアンプです。
ウッドベースに使うと、自然なトーンの
アコースティックなサウンドが作れます。

これ一台で細かいサウンドメイクが可能です。
ダイレクトボックスとしても使えるので
ライブなどでも重宝します。




まとめ

ウッドベースの音をアンプから出す時に
思い通りの音が作れない時はピックアップを
替えてみるとうまくことがあります。

ピックアップはその種類ごとに、
かなり音色が違うし、複数のピックアップを
ミックスしてみるのも面白いです。

今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。

ではまた。

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