バンドとしても、ギタリスト、ボーカルとしても強い個性を発信し続ける凛として時雨のボーカル、TKの音作り、とても興味深いと思います。
この記事では、凛として時雨のギタリストTKが使用しているギターや機材を紹介します。
凛として時雨のTKが使用するギターの紹介
SCHECTER AC-TK-TE-WH/SIG
SCHECTERのTKシグネチャーモデル。
オーソドックスなテレキャスタータイプで、
シンプルで高級感のあるモデルに仕上がっています。
ストラップピンはボディ裏側に配置。
ピックアップはフロントに自社製Monster Tone II、
リアにSeymour Duncan STL-1を搭載し、
力強くシャープで抜けの良いサウンドが得られます。
SCHECTER PA-LS/TK
AC-TK-TE-WH/SIGの廉価版モデルです。
ピックアップの仕様はAC-TK-TE-WH/SIGと同じで、アッシュボディ、メイプルネックの組み合わせにより反応の早い、歯切れ良いサウンドに仕上がっています。
Taylor / 314ce
Taylorのエレアコです。
シトカスプルーストップボディ、
マホガニーネックにエボニー指板の
演奏製の高いモデルです。
Taylor / 354ce
Taylorの12弦エレアコです。
この型番は現在廃番となっています。
後継機種にTaylor 150eなどがあります。
Taylor / NS24e
Taylorのナイロン弦モデルです。
2011年限定モデルで、現在は廃番になっています。
後継機種として、Taylor 312ce-Nがあります。
凛として時雨のTKが使用するエフェクターの紹介
2009年SHIBUYA-AX公演リハのボード
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/2009.jpg)
2009年SHIBUYA-AX公演のリハーサルのときのペダルボードです。
アンプはクランチ、オーバードライブはかけっぱなし、OD-3でブーストするのが基本だそうです。BOSSのDD-20は、モジュレートモードや、テープモードで使用しているそう。
SHIGEMORI RUBYSTONE オーバードライブ
Shigemoriでしか成し得ない唯一無二のブライトサウンドを維持しつつダウンサイジングを実現したロングセラーモデル「Ruby Stone」の内部パーツがブラッシュアップされた最新ヴァージョン。
筐体は国産高純度アルミモノブロックからの削り出しを使用。
原音重視のトゥルーバイパス方式を採用。
小型アルミ筐体の特性を活かしたShigemori「Ruby Stone」ならではのサウンドです。
BOSS DD-20 ディレイ
23秒もの超ロング・ディレイを実現。高音質・高機能デジタル・ディレイをツイン・ペダルに凝縮したモデルです。
現在生産終了していますが、後継機種としてBOSS DD-500とコンパクト版のDD-200があります。
fulltone OCD (オーバードライブ)
クラスAアンプのきらびやかな響きと豊富なオーバートーン、厚みのある歪みを引き出すことができるエフェクターです。ギターのボリュームコントロールを用いて、あらゆるトーンを引き出します。
BOSS LS-2 (ラインセレクター)
A/Bそれぞれのラインの出力を調整します。
ライン・セレクト・モードは6種類あり、アンプの切り換えや、ソロとバッキング時の音量コントロールなど使い勝手が良いセレクターです。
BOSS OD-3 (オーバードライブ)
BOSS製の定番オーバードライブです。
歪みへのこだわりを凝縮した新開発のデュアルステージ・オーバードライブ回路を搭載。少ない歪みでも粘りのあるサスティーン、太い低音が得られます。
ARION SPH-1 (フェイザー)
ARION(アリオン)は日本のエフェクター・メーカーです。
その個性的なプロダクツはプロ、アマを問わず多くのミュージシャンに愛用されてきましたが、現在は全てのエフェクターの生産を終了しているようです。
元々は安価でしたが、出回っている中古品にはプレミアがついて、10倍の値がついているものもあります。
DIGITECH DigiDelay ディレイ
ラックタイプにも勝る最長4秒のディレイ・タイムを持つデジタル・ディレイ。
スタンダードなものからステレオ・ピンポンやテープ・ディレイといった7種類のタイプから選択でき、ペダルを利用したリピート・ホールドやタップテンポ機能も搭載。ステレオ・アウトにも対応。
現在生産終了しています。
その他内容は不明ですが、日本のエフェクタービルダー、Soul Power Instrumentsのペダルがあります。
2013年 ギターマガジン掲載
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/2013guitar-magazine.jpg)
2008年との大きな違いは、SHIGEMORI RUBYSTONEがSHIGEMORI MUSEに変更されていることと、OD3の代わりにバルバロッサ製の2つのオーバードライブが導入されているところですね。
画像に写っているエフェクターは、以下の通りです。
- PROVIDENCE PRX-25
- BOSS LS-2
- BOSS LS-2
- BOSS LS-2
- ARION SPH-1
- DIGITECH DIGDELAY
- Ex-pro PS-1
- Barbarossa URANUS
- Barbarossa GARGOYLE
- BOSS DD20
- KORG DT-10
- SHIGEMORI MUSE
- Line6 M5(マルチエフェクター)
PROVIDENCE PRX-25 (スイッチャー)
2Loop + A/B のコンパクトなスイッチャーです。
現在生産完了しています。
後継機種として、Providence PEC-4Vがあります。
Ex-pro PS-1
コンパクトなボディと力強い電圧、合計16個という十分な出力数のパワーサプライです。
現在は生産完了しています。
後継機種として、Ex-pro PT-1があります。
Barbarossa URANUS
Barbarossa Uranusはチューブスクリーマーを基本に、音の太さ、抜け感、トーン全てグレードアップして作られたオーバードライブペダルです。
Barbarossa GARGOYLE
生産台数が少なく、ほとんど出回っていないディストーションペダルです。
音圧が強力で、歪ませても音がほとんど潰れないトップクラスのディストーションペダルです。
KORG / DT-10
ストンプボックスタイプのデジタルチューナー。
現在生産完了です。
後継機種にPitchblackがあります。
SHIGEMORI MUSE
SHIGEMORIのオーバードライブ・ペダルです。
フレキシブルなBASSコントロールを装備。
ブースターからプリアンプまで、さまざまな用途に使えます。
Line6 M5 (マルチエフェクター)
Line6製のマルチエフェクターです。
100以上ものエフェクト・ライブラリを備え、24のプリセットが可能です。
シンプルな操作で、ライブでも迷うことなく使うことができます。
2014年 エフェクト・ボードファイル掲載
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/IMG_2699-1024x682.webp)
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/20210305051932.jpg)
2014年のエフェクト・ボードファイルという雑誌に掲載されたときのボードです。
BOSS LS-2と、ARIONの SPH-1はWAXXのモデファイが施されています。
- PROVIDENCE PRX-25
- BOSS LS-2
- BOSS LS-2
- BOSS LS-2
- ARION SPH-1
- DIGITECH DIGDELAY
- SHIGEMORI MUSE
- KORG DT-10
- TC ELECTRONIC / Nova Delay
- Barbarossa GARGOYLE
- BOSS LS-2
- Barbarossa URANUS
- Ex-pro PS-1
大きな変更点は空間系がTC ELECTRONIC の Nova Delayに変更されたくらいです。
TC ELECTRONIC / Nova Delay
6種類のステレオディレイタイプを搭載したディレイです。
9つのプリセットを保存可能で、ヴィンテージのテープエコーからデジタル・ディレイまでの幅広いスタイル・パラメータでカスタマイズできます。
2016年kalappo2掲載
2016年のkalappo2に掲載されたボードです。
おそらくerror for 0 vol.1 の時のボード。
Museの代わりにVEMURAM の Jan Ray が導入されています。
空間系エフェクトはZOOM MS-100BTに変更されています。
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/20210305053316.jpg)
VEMURAM / Jan Ray
ナチュラルな歪み、腰のあるサスティーンが特徴です。60年代ブラックフェイス期のフェンダーアンプの張りのある音抜けの良さと粘りのあるサスティーンを実現したエフェクターです。
ZOOM / MS-100BT
92種類のエフェクトと8種類のアンプモデルを標準搭載したマルチエフェクターです。最大6タイプのエフェクト/アンプモデルを自由に組み合わせて、同時に使用できます。
2020年 TK from 凛として時雨 Acoustique Electrick Session vol.2時のボード
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/2020.jpg)
2016年のボードと比較すると、ONE CONTROL TORNADO Fx TORNADO Drive Brass、BOSS CE-2Wコーラス、BOSS CP-1Xなどが追加されています。
ONE CONTROL TORNADO Fx TORNADO Drive Brass
TORNADO Driveは、TK氏と様々な意見交換を行い、TK氏の監修により完成したオーバードライブペダルです。オーバードライブの最高峰であり、TK氏の求めるサウンドを生み出すために作られたペダルです。
BOSS CE-2W (コーラス)
コーラスペダルCE-2の復刻版です。スタンダードモードではCE-2のサウンドを完全再現。CE-1のマイルドな揺れを生み出すCE-1 Chorusモードに加え、くせのあるVibratoモードも搭載。ステレオ出力にも対応しています。
BOSS CP-1X
コンパクトサイズでスタジオ・クオリティーのマルチバンド・コンプレッサーを実現したペダルです。最先端の MDP技術により、フレーズの音域や強弱に反応し、常に自然な弾き心地とサウンドが得られます。
凛として時雨のTKが使用するギターアンプの紹介
Fender Twin Reverb
Fender Twin Reverbはスタジオでもよく見かける定番のギターアンプです。
Fenderのギターアンプらしい透き通るようなクリーンサウンドと、美しいリバーブサウンドが特徴です。
Fender Silverface Vibrosonic Head
Fender Silverface Vibrosonic Headは生産期間が短く、生産数の少ない珍しいアンプです。Twin Reverbと比べると中低域が豊かなサウンドが特徴です。
このアンプヘッドはライブでテンションが上がった時にブースト的に使います。
SHINOS Luck6v Head
ライブでは、Fender Silverface Vibrosonic Headの代わりにSHINOSのLuck6v Headというアンプヘッドを使っていた情報があります
![](https://penguincafe.jp/wp-content/uploads/2024/10/LUCK6VH.jpg)
SHINOS Luck6v Head
凛として時雨のTKが使用するギターケーブルの紹介
OYAIDE Force’77G
TKはギターケーブル、パッチケーブル共にOYAIDE製Force’77Gを使用しています。
OYAIDE QAC-222G
シールドはこちらも使っているとの情報がありました。
凛として時雨のTKが使用するギター弦の紹介
SIT Strings Power Wound S1046 Lightを使っているそうです。
ライトゲージですが10-46ですね。
まとめ
こうして見てみると、機材にこだわりを強く感じます。
特にエフェクターの使い方は参考になると思います。
今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。
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