プロのギタリストが使っているギターやアンプって、どんなのを使っているのか気になりますよね。
テレビなどでギターが映ると、ついヘッドを見てどのメーカーのモデルか確認してしまいます。
特に好きなミュージシャンが使っているギターは欲しくなっちゃいますよね。
そこで今回は、有名ギタリストたちが使うギターや機材を紹介したいと思います。
音作りや楽器選びに、ぜひ参考にしてください。
- ジミ・ヘンドリックスが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- エリック・クラプトンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- カート・コバーンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- トム・ヨーク(RADIOHEAD)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジョニー・グリーンウッド(RADIOHEAD)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- デヴィット・ギルモア(ピンクフロイド)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ニール・ヤングが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジョン・レノンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジョージ・ハリスンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- エディ・ヴァン・ヘイレンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジ・エッジ(U2)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジョン・メイヤーが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- エド・シーランが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- カルロス・サンタナが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ブライアン・メイ(クィーン)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- アンガス・ヤング(AC/DC)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジョン・フルシアンテ(レッドホットチリペッパーズ)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- リッチー・ブラックモア(ディープパープル)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジミー・ペイジ(レッドツェッペリン)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- キース・リチャーズ(ローリングストーンズ)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジェフ・ベックが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- J・マスシス(ダイソナーJr)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ライ・クーダーが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ロイ・ブキャナンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ブルース・スプリングスティーンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ポール・サイモンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- アンディ・サマーズ(ポリス)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ジョー・ウォルシュ(イーグルス)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- カーティス・メイフィールドが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- エリック・ジョンソンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- ヌーノ・ベッテンコート(エクストリーム)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
- まとめ
ジミ・ヘンドリックスが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジミ・ヘンドリックスは左利きで、右利き用のフェンダーストラトキャスターに逆に弦を張って使っていたことで有名です。フェンダーからはシグネイチャーモデルが出ています。ストラトの他にはギブソンのフライングVを弾いている画像も良く見ます。
アンプはマーシャル。
ワウペダルや、その他エフェクターの使い手としても名手でした。
ジミ・ヘンドリックスの機材に関してはこちらに詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
エリック・クラプトンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
以前クラプトンが愛用していたブラッキー (Blackie) というストラトキャスターは、ヴィンテージのストラトキャスター3本から良い状態のパーツを取り出して組み上げたという逸話があります。長年の演奏により、修復ができないほど摩耗したためオリジナルのブラッキーは引退しましたが、現在は同じ仕様のフェンダーよりシグネイチャーモデルが発売され、クラプトン自身も使用しています。ブラッキーはもちろん黒いストラトでしたが、シグネイチャーモデルはカラーバリエーションがあり、クラプトンもステージごとに色を変えて弾いているようです。
エリック・クラプトンの使用楽器、機材に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
カート・コバーンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ニルヴァーナのボーカル&ギターのカートコバーンは、ジャズマスターやムスタングを使っていました。シンプルだけど強く印象に残るギターサウンドは多くのファンを魅了し、カートの死後、バンド解散後もなおファンを増やし続けています。
1994年にアメリカMTVの制作によるテレビ番組「アンプラグド」に出演した時、カートが使用した1959年製のマーティンD-18Eは最近のオークションで601万ドルの値がついたそうです。
カートコバーンの楽器や機材についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
トム・ヨーク(RADIOHEAD)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
レディオヘッドのヴォーカル、トムヨークは曲や年代によっていろいろなギターを使い分けています。その種類もフェンダーのジャガー、ジャズマスター、ストラト、テレキャス、ギブソンのSG、セミアコ系全般、エピフォンカジノ、ダンエレクトロの12弦など様々です。中でもジャズマスターやテレキャスター、テレキャスターカスタムの頻度が多く、テレキャスターは過去にシグネイチャーモデルもあったようです。
アコースティックギターもMartin D-35、Gibson Hummingbirdなどメーカーもタイプも色々です。
同じレディオヘッドでも、同じテレキャスを使い続けるジョニー・グリーンウッドとは違いますね。
また、トムヨークのギターのいくつかにはアップルのレインボーマークのシールが貼られていて、トムのアップル好きが伺えます。
ジョニー・グリーンウッド(RADIOHEAD)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジョニー・グリーンウッドのメインギターは、デビュー当時から使っているFender TELE PLUS。ピックアップはフロントにレースセンサー、リアにレースセンサーを二つ並べてハムバッカーとして搭載されている。リア・ピックアップを切り替えるためのミニ・スイッチをミュート・スイッチに改造している。ブリッジも6連のものが使われている。
現在Fender TELE PLUSは生産されていないため、同じモデルが欲しい場合は中古を探すか、普通のテレキャスターを改造する必要があります。
アンプはVOXのAC30とFender85。AC30はクリーン、Fender85は歪み用として切り替えて使っているようです。
デヴィット・ギルモア(ピンクフロイド)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ピンクフロイドのデヴィット・ギルモアは、「ブラック・ストラト」と名付けたフェンダーストラトキャスターをメインギターとして使っていましたが、現在は同じ仕様の、フェンダーカスタムショップ製の自身のシグネイチャーモデルを使っています。
現在近い仕様の楽器は生産されていませんが、ピックアップの変更等でデヴィット・ギルモアのギターの仕様に近づけることが可能です。
ピックアップは以下のものがつかわれています。
- フロント:Fat ’50s
- センター:カスタムワウンド・シングルコイル
- リア:セイモアダンカン社 SSL-5
特徴的なのがリアピックアップのSSL-5で、倍音が豊かでサスティーンが良く伸びる高出力のサウンドが得られます。また、フロントピックアップの起動ミニスイッチが取り付けられており、ストラトキャスターの通常の操作に加えて「フロント&リア」と「全部のピックアップ」という組み合わせでの操作が可能になります。
ニール・ヤングが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ニールヤングはマーチンのアコースティックギター(D45、D28、D18など)を良く弾いているイメージですが、レスポールやグレッチなどのエレキギターも弾いています。いずれもビグスビーが取り付けられたモデルです。
ジョン・レノンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジョンレノンのギターとして良く知られているのがエピフォンのカジノ、リッケンバッカー325、グレッチG6120T-59、ギブソンのJ-160です。
ジョージ・ハリスンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ビートルズのリードギター、ジョージハリスンの使用したギターで有名なのはリッケンバッカーの12弦ギターのModel330/12 Jetglo、エピフォンカジノ、グレッチの6122などのほか、ジョージオリジナルのオールローズウッドのテレキャスターが有名です。
エディ・ヴァン・ヘイレンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ヴァン・ヘイレンのギターは彼が試行錯誤を重ねて作ったものがいくつかありますが、これまでに様々なメーカーがシグネイチャーモデルを生産しました。
シグネイチャーのアンプもあります。
ジ・エッジ(U2)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
U2のジ・エッジはメーカー問わず様々な種類のギターを使うことで有名です。
フェンダーからはジ・エッジのシグネイチャーモデルのストラトキャスターとギターアンプがありましたが、現在は生産終了品となっています。
ジョン・メイヤーが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジョン・メイヤーのシグネイチャーモデルは、マーチンからアコースティックギターが発売されています。以前はポールリードスミスのブルーのシグネイチャーモデルも販売されていましたが、現在は終了しています。
エド・シーランが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
エド・シーランはボーカルも良いですが、ギターがめちゃくちゃうまいです。
彼はマーチンのミニギターを使っていますが、ミニギターとは思えない多彩な演奏をしてくれます。
カルロス・サンタナが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
サンタナは若い頃はヤマハのSGを弾いていましたが、現在はPRSの自身のシグネイチャーモデルを弾いています。
ブライアン・メイ(クィーン)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
クイーンのブライアン・メイは、デビュー当時から父親と自作したレッドスペシャルというギターを使っています。これまでにいくつかのギターメーカーが、レッドスペシャルのコピーモデルを生産、販売しています。
アンガス・ヤング(AC/DC)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
AC/DCのアンガス・ヤングはひたすらギブソンのSGを弾き続けています。
半ズボン、ランドセル、角など奇抜な格好ですが、演奏はロックの王道、ど真ん中でかっこいいです。
ジョン・フルシアンテ(レッドホットチリペッパーズ)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジョン・フルシアンテのメインギターは62年製のフェンダーストラトキャスターです。
カラーはサンバーストですね。アンプはマーシャルのシルバージュビリー、エフェクターはめちゃくちゃいっぱい使っています。彼のサウンドのキモはBOSS DS-2です。ライブ映像を見ると足元が要塞化しています。
リッチー・ブラックモア(ディープパープル)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
リッチー・ブラックモアのメインギターはフェンダーのストラトキャスターです。
フェンダーからシグネイチャーモデルが出ていて、ラージヘッド、スキャロップ・フィンガーボード、オリンピックホワイトという仕様になっています。SSL4というピックアップを搭載し、サウンドが太く、独特の粘りがあります。
ディープパープル時代は、VOX AC30やマーシャルのチューブアンプの歪みに加えてトレブルブースター&ファズで音作りをしていたようです。
リッチーブラックモアが実際に使用していたトレブルブースターです。
ディープパープルの録音で使用したブースター”ホーンビー・スキューズ”のサウンドを再現するトレブル・ブースター。
ジミー・ペイジ(レッドツェッペリン)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジミー・ペイジは様々なギターを使用してきましたが、ギブソンのレスポールスタンダードと、テレキャスターが有名です。
フェンダーからはdシグネイチャーモデルのテレキャスターが発売されており、ボディ材やペイント、ピックアップの仕様がオリジナルに近く、ジミー・ペイジのサウンドを再現することができます。
アンプはマーシャル、エフェクターはJIM DUNLOPのCRY BABYなどを使用していました。また、レッド・ツェッペリンの1stと2ndの一部でジミー・ペイジが使用したという伝説のアンプ、Suproも発売されています。
こちらは、レッド・ツェッペリン伝説のロイヤル・アルバート・ホールでのライブのサウンドを再現するためのペダルです。強く歪むよう改造されたHIWATTとマーシャルキャビネットのサウンドが再現できます。
キース・リチャーズ(ローリングストーンズ)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
キース・リチャーズのメインギターは、Micawber(ミカウバー)とMalcolm(マルコム)。いずれもアッシュボディー、メイプルネック、50年代のフェンダーテレキャスターです。キースはフロントピックアップをハムバッカーに載せ替えています。
ジェフ・ベックが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ジェフベックの最近のメインギターは白いストラトキャスターですね。
フェンダーからシグネイチャーモデルも出ています。HOTノイズレス・ピックアップ、太目のネック、コンタードヒール、ロッキングペグを採用し、非常に完成度の高いストラトキャスターになっています。
J・マスシス(ダイソナーJr)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
オルタナティブロックバンドのダイソナーJrのJ・マスシスのメインギターはフェンダーのジャズマスターです。スクワイアーからシグネイチャーモデルが発売されています。また、フェンダーからはシグネイチャーのテレキャスターが発売されました。
フェンダーオリジナルのジャズマスターおすすめです。
J.Mascisのサウンドを1台で生み出すファズペダルもあります。
ライ・クーダーが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
スライドギターの名手、ライ・クーダーのメインギターは1967年製のフェンダー・ストラトキャスターです。映画「ブエナビスタソシアルクラブ」のステージでもストラトを弾いていましたね。
ロイ・ブキャナンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ブルースギターの名手、ロイ・ブキャナンはテレキャスターサウンドのパイオニアで、エリッククラプトンなどプロミュージシャンにも影響を与えてきました。1953年製のフェンダーテレキャスター、バタースコッチカラーがメインギターです。
ブルース・スプリングスティーンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ブルース・スプリングスティーンのアルバム「BORN TO RUN」のジャケットに写っているギターは、50年代のFender Esquireにフロントピックアップを追加したものです。一見テレキャスターに見えますが。
アンプはMesa/Boogie やフェンダーのベースマンやツインリバーブ、エフェクターはBOSSのものが多いです。
また、アコースティックギターはギブソンのJ200やJ45がメインです。
ポール・サイモンが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ポールサイモンは『サイモン&ガーファンクル』としてデビューしたころは、マーチンのD18を使っていました。当時のレコーディングはほぼこのギターで行ったそうです。
アンディ・サマーズ(ポリス)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
元ポリスのアンディ・サマーズはポリス時代は一貫して改造したオールドのテレキャスターを弾いていました。「一本のギターをずっと弾くほうが、ずっと良い音を引き出せる」という信念があったそうです。バッキングから印象的なリフまでこれ一本でこなしてこれたのも、アンディ氏の優れたテクニックがあったからです。
このギターは、以下のように改造されています。
- ネックをメイプル1ピースに変更。
- シャーラー製のペグに交換。
- フロントピックアップをにハムバッカーに変更。
- リアのピックアップをボディに直付け。
- ブラス製の6連サドルに変更。
- プリアンプを増設。
- ストリングガイドを1個増設。
アンディ氏はエフェクターの使い方にも優れていて、布袋寅泰氏やU2のジ・エッジ氏など、多くのギタリストがサマーズ氏のサウンドメイクを手本としてきました。
ジョー・ウォルシュ(イーグルス)が使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
イーグルスといえばフェンダーテレキャスター。50年代の仕様がしっくりきます。
アンプはフェンダーのツインリバーブを使っています。オーソドックスな組み合わせですが、どんなサウンドも作れそうです。
フェンダージャパンですが、作りが良く、USA製より安いのでおすすめのテレキャスです。音も良いですよ。
イーグルスのサウンドにはテープエコーが欠かせません。
こちらはテープエコーの名機Echoplex EP-3を再現した、JIM DUNLOPの EP103 Echoplex Delayです。
カーティス・メイフィールドが使用するギター、アンプ、エフェクターなどを紹介
ソウル・ファンク系ソングライターのカーティス・メイフィールドですが、シンプルなカッティングのギタープレイがかっこいいです。アルバム「カーティス・ライブ」ではシンプルな音作りで、正確でかつ自由なカーティスのカッティングを聴くことができます。このアルバムのジャケットに写っているギターはフェンダーテレキャスター