
かつみさん、
サドウスキーのMetroline Express
って知ってますか?

知ってますよ。
サドウスキーのベースなのに
値段がかなり安いですね。

そうなんですよ。
生産を請け負っているワーウィック監修の元、
アジアで生産されているので
安いんですよね。

正直僕が所有するNYC製と比べても
遜色ないですよ。

マジで?
詳しく教えてもらえますか?

わかりました。
レビューしますね。

よろしくです〜。
Sadowsky Metroline Expressの商品紹介
SADOWSKYといえばマーカス・ミラーやウィル・リー、タル・ウィルケンフェルドなどプロユースも多い楽器メーカーとして有名です。
現在サドウスキーのエレキベースは、
・アメリカ製
・ドイツ製(ワーウィック製)
・アジア製(中国製、ワーウィック監修)
の3つのラインナップがあり、アジア製のメトロラインエクスプレスは最も安く買えるサドウスキーになりますが、品質は上位機種と比べても引けをとりません。
使っている木材もチープさは感じないし、ネックや塗装の仕上げも良いです。
また、プリアンプの基板やピックアップは、NYC製と同等のものが使われていることもポイントです。
Sadowsky Metroline Expressについて(メーカーの紹介)
メーカーサイトより
世界戦略モデル”Metroline(メトロライン)”への挑戦から10余年、サドウスキー日本上陸30周年の記念すべき今年、新たな挑戦として生まれたがこの”Sadowsky Metroline Express”です。
NYCメイドの高いクオリティをメイドインジャパンで実現すべく日本の工房にて製作されていた”Metroline”を、より多くの人の手に届けるべく工場生産に変更。”Metroline”のクオリティはそのままに、より多くのベースプレイヤーの手にサドウスキーを届けたいという想いのこもったNEWシリーズです。
ここにある通り、Metrolineというシリーズは元々日本の工場で生産されていました。当時は20万円〜30万円の価格帯で販売されていて、それですら本家NYC製に比べたらかなり格安だと思っていました。
そこにきて、このメトロラインエクスプレスは10万円台前半で売られています。初めて見た時は衝撃でした。
ドイツの楽器メーカーであるワーウィックの監修の元で作られたMetroline Expressは、10万円台前半で売られているベースの中ではダントツのクオリティです。
SADOWSKY Metroline Expressのレビュー
ぼくはNYC製を1本所有しているし、日本製のメトロエクスプレスや、TYOモデルも弾いたことがありますが、メトロラインエクスプレスはそれらの上位機種と比べても遜色ないと思います。
ネックはまっすぐで仕上げもよく、弦が押さえやすくて弾きやすいです。
また、ボディがディンキーシェイプなので、普通のジャズベースよりも小ぶりで軽く、取り回しが楽で抱えやすいこともおおきな特徴です。
サドウスキーらしい上品なアクティブサウンドは抜けがよく、スラップでも指弾きでもコントロールしやすいです。
元々サドウスキーのベースは、NYC製でも日本製でも音色の違いを感じないと思っていたのですが、こちらのメトロラインエクスプレスもちゃんとサドウスキーのサウンドでした。パーツやプリアンプはNYC製と同等というだけあって、サウンドやコントロールの感触も近いものを感じます。
ボディにはオクメ材という木材が使われていますが、ポプラやバスウッドほどは軽く感じないし、サウンドもアッシュ材のベースに近い感じがします。
メトロラインエクスプレスはヘッドのロゴが従来のサドウスキー のものと違いますが、それ以外はNYC製と同等のクオリティと言ってもいいと思います。
実売価格が10万円台前半とかなり安いので、気兼ねなくがんがん使えるし、初心者の方にもおすすめです。
円安の影響で今後値段が上がるかもしれないので、欲しい方は早めに購入されることをお勧めします。
フレットレスはフレットラインが無い指板がかっこいいですね。
サドウスキーMetroline Express Vintage JJ Bass Black Pearl High Polish(フレットレス)をサウンドハウスで見る
まとめ
メトロラインエクスプレスが発売されたことで、サドウスキーのベースがかなり手軽に買えるようになりました。ぜひこれを機に、サドウスキー のサウンドをたのしんでもらえたらと思います。特に、5弦が安いのでおすすめです。
今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。
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