
エレキベースのメーカーっていろいろあるけど、どれがいいんですか。

メーカーは色々あるけど、それぞれ特徴があります。
やりたい音楽に合わせて選ぶといいですよ。

詳しく教えてください。

わかりました。
この記事でそれぞれのメーカーと、おすすめの楽器を紹介します。

よろしくお願いします。
- エレキベースのメーカー その1 Fender
- エレキベースのメーカー その2 Fodera
- エレキベースのメーカー その3 Squier by Fender
- エレキベースのメーカー その4 ATELIER Z
- エレキベースのメーカー その5 Bacchus
- エレキベースのメーカー その6 DINGWALL
- エレキベースのメーカー その7 FUJIGEN
- エレキベースのメーカー その8 Gibson
- エレキベースのメーカー その9 Hofner
- エレキベースのメーカー その10 Ibanez
- エレキベースのメーカー その11 Xotic
- エレキベースのメーカー その12 LAKLAND
- エレキベースのメーカー その13 MUSICMAN
- エレキベースのメーカー その14 momose
- エレキベースのメーカー その15 Moon
- エレキベースのメーカー その16 Rickenbacker
- エレキベースのメーカー その17 Sadowsky Guitars
- エレキベースのメーカー その18 STEINBERGER
- エレキベースのメーカー その19 TUNE
- エレキベースのメーカー その20 Warwick
- エレキベースのメーカー その21 YAMAHA
- エレキベースのメーカー その22 Aria ProII
- エレキベースのメーカー その23 Combat
- エレキベースのメーカー その24 SPECTOR
- エレキベースのメーカー その25 MODULUS
- エレキベースのメーカー その26 SONIC
- エレキベースのメーカー その27 PEDULLA
- エレキベースのメーカー その28 ESP
- エレキベースのメーカー その29 G&L
- エレキベースのメーカー その30 MAYONES
- まとめ
エレキベースのメーカー その1 Fender
フェンダーはエレキベースを世界で初めて開発したメーカーです。
ジャズベース、プレシジョンベースなど、エレキベースの基礎となるモデルを作ったメーカーです。
プロアマ問わず多くのミュージシャンが愛用しています。
フェンダー製のベースは音に多少特徴があり、エッジが効いたサウンドはバンドの中で埋もれにくく、コントロールもしやすいです。
フェンダー製の楽器は日本製、メキシコ製、アメリカ製があり、それぞれに製品のラインナップがあります。中でもコストパフォーマンスが良いメキシコ製はおすすめです。
エレキベースのメーカー その2 Fodera
フォデラはハイエンドブランドとして、ベーシストの憧れのメーカーです。
数多くのトップミュージシャンが愛用しています。
フォデラのベースは高域がよく出て、グラスを鳴らすようなキラキラしたサウンドが特徴的です。
どんなジャンルでも使えて、弾きやすく、サウンドも最高峰です。
エレキベースのメーカー その3 Squier by Fender
フェンダーの廉価版を作っているメーカーです。
主にインドネシアで生産されているようです。
ちょっと珍しいモデルや、シグネチャーモデルを作っているところも面白いです。
メインのベースとして使うにはちょっと頼りないですが、マニアックなおもちゃ的コレクションとして面白いです。
エレキベースのメーカー その4 ATELIER Z
アトリエZは、日本の楽器メーカーです。
楽器の精度が高く、安定した弾き心地のベースを作っています。
サウンドは粘りがあるドンシャリ系で、エッジが効いています。
芯のある音色で、スラップから指弾きまでオールマイティに使うことができます。
楽器の品質に対して価格はそれほど高くなく、コストパフォーマンスが高いです。
エレキベースのメーカー その5 Bacchus
バッカスは日本のメーカーで、エレキベースは1万円代の安いものから、高級クラスまで幅広いラインナップがあります。価格帯関係なく作りが良いので、安い楽器を探している人には、このメーカーがおすすめです。
10万円を超えるモデルは弾き心地がよく、クセのない、クリアなサウンドで使いやすいです。
初心者から中級まで、コストパフォーマンスの良い楽器を探している方におすすめです。
エレキベースのメーカー その6 DINGWALL
こちらはあカナダのハイエンドブランドです。
「ファン・フレットシステム」という斜めに貼られたフレットが特徴で、これにより弦楽器特有の微小な音程のズレを無くしているそうです。
本当に弾けるのかという見た目なのですが、意外に違和感なく弾けます。
楽器本体も奇抜なデザインのものが多く、目を惹かれます。
キレの良いサウンドは演奏していて気持ちよく、弾き心地も良いです。
楽器の音程をシビアに考えている方におすすめのメーカーです。
エレキベースのメーカー その7 FUJIGEN
フジゲンは日本のメーカーです。
丁寧な作りベースを作っています。
フジゲンのギターやベースには、音程のズレをなくすと言われているC.F.S(サークルフレッティングシステム)というフレットが使われています。
楽器自体も軽く、ネックが細くて握りやすいので手の小さい方や女性にもおすすめです。
エレキベースのメーカー その8 Gibson
ギブソンではエレキギターの他にエレキベースも作っていますが、レスポールやSGなど、ギターのモデルをそのままベースにしたものが多いです。
全体的にどのモデルも野太く、甘いサウンドでパンクやロックに向いています。
ギブソンのベースはあまり使っている人がいないので、ライブなどで目立ってかっこいいです。
エレキベースのメーカー その9 Hofner
ヴァイオリンベースで有名なメーカーです。
ビートルズのポールマッカートニーや、細野晴臣さんが使っていたことで有名です。
楽器は軽くて小さいので弾きやすいです。
アコースティックベースのような、サスティーンの短い、弾む様なサウンドが特徴です。
ドイツ製と、韓国製の廉価版があります。
エレキベースのメーカー その10 Ibanez
アイバニーズは日本のメーカーです。
独自のデザイン、シェイプの楽器が多く、世界的に多くのミュージシャンが使用しています。
ボディのシェイプが小さく、軽くて弾きやすいモデルが多いです。
楽器の仕上げが良く、コストパフォーマンスに優れています。
エレキベースのメーカー その11 Xotic
Xoticはアメリカの楽器メーカーです。
楽器の見た目が独特で特徴的です。
スイッチできるアクティブ回路を使っていて、ヴィンテージからモダンなものまで、幅広いサウンドメイクが可能です。
楽器の造りも良いですが、サウンドがかなり良い、おすすめのメーカーです。
エレキベースのメーカー その12 LAKLAND
LAKLANDはアメリカの楽器メーカーです。
LAKLANDのベースは、東南アジアで作られているスカイライン、日本製ショアライン、USAという3つのラインナップがあります。
なかでも日本製のショアラインはUSAと同じパーツで作られていますが、価格はUSAより安く、コストパフォーマンスに優れています。
レイクランドのベースは上品なのに力強く、コントロールしやすいサウンドが特徴で、オールジャンルで使えます。
ネックにカーボンが入っていて、コンディションが安定します。
品質が良く、音も良いおすすめのメーカーです。
エレキベースのメーカー その13 MUSICMAN
ミュージックマンはアメリカのブランドで、スティングレイが代表的なモデルです。
メーカー独自の高出力ピックアップが搭載されていて、ドンシャリのキレの良いサウンドが特徴で、ファンク系のジャンルに良くマッチします。
同じメーカーでSterlingという廉価版のブランドもありますが、そちらも本家のベースと遜色ないと、評判が良く、おすすめです。
エレキベースのメーカー その14 momose
日本のメーカーです。
くせのない上品なサウンドが特徴で、どんなジャンルでも使えますが、反面あっさりしすぎてる感じもします。丁寧に作られていて弾きやすく、価格の割には高級感のあるベースを作っているメーカーです。
エレキベースのメーカー その15 Moon
日本のメーカーで、品質が高く、コストパフォーマンスに優れています。
モデルにもよりますが、全体的にはオーソドックスなサウンドで、オールジャンルで使えます。
フュージョンや、ジャズの人に人気があります。
エレキベースのメーカー その16 Rickenbacker
独特のフォルムが目を弾くリッケンバッカーのベースです。
ビートルズのポールマッカートニーが使っていたので有名です。
サウンドは固く、抜けが良いのが特徴です。
エレキベースのメーカー その17 Sadowsky Guitars
マーカスミラーのベースをモデファイをしたことで有名になった、アメリカのギターメーカーです。
アメリカ製と日本製があり、日本製はほぼ同じ造りのものをアメリカ製よりだいぶ安く買うことができます。どのモデルも見た目が違うだけでサウンドはほぼ同じです。
サドウスキー独自のアクティブ回路が搭載されていて、すっきりしたドンシャリサウンドが特徴です。弾きやすく、サウンドコントロールしやすく、オールジャンルで使えます。
エレキベースのメーカー その18 STEINBERGER
スタインバーガーは、箱型の個性的なベースやギターを作っているメーカーです。
独特な見た目の小さなボディですが、意外としっかりした固めの、抜けの良いサウンドです。
持ち運びに便利な楽器を探している方にもおすすめです。
エレキベースのメーカー その19 TUNE
独自のデザインと、ポジションマークにLEDライトを埋め込むことで有名なTUNEです。
カシオペアというフュージョンのバンドのベーシストが使っていて、フュージョンで使われているイメージが強いです。
太めのドンシャリ系サウンドです。
派手な楽器が好きで、目立ちたいベーシストにおすすめです。
エレキベースのメーカー その20 Warwick
ドイツのメーカーで、独特なフォルムのベースを作っているメーカーです。
がっちりと作られたネックが弾きやすく、サウンドはボトムが効いています。
指弾きもいいですが、エッジのあるサウンドはスラップに向いています。
廉価版もあり、選択肢が広いです。
エレキベースのメーカー その21 YAMAHA
日本の大手楽器メーカーです。
ヤマハのベースはラインナップが豊富で、安いものも品質が良いです。
サウンドはくせがないフラットな音色で、使うジャンルを選びません。
見た目がフェンダーとちょっと違うので、フェンダー系の見た目にこだわりがなく、品質の良いベースが欲しい人におすすめです。
エレキベースのメーカー その22 Aria ProII
日本の楽器メーカーで品質に対してコストパフォーマンスに優れています。
価格の安いエントリーモデルから、高級機種まで取り扱うベースの価格の幅が広いです。
高級モデルには、エレキベースには珍しいスルーネックのモデルがあります。
エレキベースのメーカー その23 Combat
基本オーダーメイドで受注しているそうで、なかなか市場で見かけません。
過去に中古を一本弾いたことがありますが、割とオーソドックスなジャズベースでした。
楽器をオーダーで作ることを考えている人は下記サイトで調べてみてください。
メーカーサイト
エレキベースのメーカー その24 SPECTOR
高級楽器メーカーのスペクターですが、ヨーロッパで製造しているEURO仕様のものはUSA製より安く手に入ります。(それでも高いですが!)
フェンダー系のベースと違い、見た目の派手さと、アクティブなサウンドが特徴です。
エレキベースのメーカー その25 MODULUS
ベースのハイエンドブランドです。
グラファイト製のネックのベースを開発したメーカーです。
モジュラスのベースは人気が高く、現在市場には出回ることがあまり無いようです。
見た目の割に軽く、弾きやすかったです。
サウンドは上品でコントロールの幅も広く、オールジャンル使える印象です。
エレキベースのメーカー その26 SONIC
メーカー公式ホームページ
竹田豊さんというビルダーの工房製のベースです。
オーソドックスな見た目のエレキベースで、サウンドもフェンダーよりクセのないベースという印象でした。
オーダー制作がメインのようであまり売っているのを見ないですが、見かけたら試してみてもよいと思います。
エレキベースのメーカー その27 PEDULLA
独特のフォルムのベースを作っているアメリカのメーカーです。
丸いボディが特徴的です。
ベースはフレットレスをメインに作っているようです。
エレキベースのメーカー その28 ESP
日本のギターメーカーです。
このメーカーのベースは作りがよく、弾きごごち、サウンドともに良いですがESPオリジナルのモデルは価格が高めです。
ハイエンドの一歩手前くらいの価格帯ですが、オーダーも受け付けているので、自分の好みのベースを作りたい人におすすめです。
また、ESP、エドワーズ、グラスルーツなど価格帯を分けて、幾つかのブランドを展開しています。
エレキベースのメーカー その29 G&L
G&Lは、レオフェンダーがフェンダーを退社後に立ち上げたブランドです。
高出力なピックアップと、3つのコントロールと3つのスイッチの組み合わせによって、幅広いサウンドメイクが可能です。
ジャズベース、プレシジョンベース、スティングレイのサウンドが再現できるのですが、コントロールするには多少の慣れが必要となります。
G&Lのベースは幅広いサウンドを作れますが、それっぽいサウンドではなく、本家を上回る良質のサウンドを作ることができます。
エレキベースのメーカー その30 MAYONES
ポーランドの楽器メーカーで、独特のルックスとサウンドでヨーロッパを中心に人気のメーカーです。
ハイエンドブランドの中では安い価格設定で、コストパフォーマンスが高いメーカーです。
パッシブ、アクティブとも幅広いサウンドメイクが売りのメーカーです。
まとめ
エレキベースの各メーカーの特徴をまとめてみました。
それぞれ簡単に紹介しましたが参考にしてもらえればうれしいです。
それでは、また。
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