5弦ベースの特徴と、5弦ベースを選ぶ理由、おすすめの5弦ベース5選

ベース
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通常のエレキベースは4弦ですが、低音側に1本弦を増やし、音域を広くした5弦ベースは使い勝手が良く、最近ではプロアマ問わず多くのプレイヤーが使用しています。

低音側が1本増えて、最低音がBになることで表現できることが増えます。
また、5弦ベースは、4弦ベースに比べると横の移動が1弦分多くできるので、弾きやすくなるフレーズも多くなります。

今回の記事ではそんな5弦ベースの魅力と、おすすめの機種を紹介したいと思います。

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5弦ベースの魅力

通常5弦ベースには、4弦ベースで1番低いE線の下に、さらに4度低いB線を張ります。

これにより、4弦ベースで出せない低い音が出せるので、演奏できる曲の幅が広がります。

最近の曲は4弦ベースでは弾けない低い音が出てくるアレンジも多いので5弦ベースを弾いているとアレンジ通り弾くことができます。

また、ベースラインを組み立てるときなどに、4弦では下がれなかった音にアプローチすることができます。

5弦ベースでは、移弦による縦の移動が4弦ベースよりもやりやすくなります。

ベースラインはもちろん、ソロでもポジション移動をせずに弾けるフレーズが増えるのも5弦ベースのメリットになります。

5弦ベースは4弦ベースよりも弦が増える分、表現の幅が広がります。
特にキーがCやDの曲の場合、4弦よりも1オクターブ下のルートの音が出せるので、サウンドのボトムがしっかりさせることができます。

5弦ベースのデメリット

いいことばかりに見える5弦ベースですが、幾つかデメリットもあります。

弦楽器は理論的には弦が少ない方が鳴りが良くなるので、5弦ベースも4弦に比べると鳴りが悪くなります。
鳴りの良さだけで選ぶのであれば4弦を選んだ方が良いと思います。

また、5弦ベースではポジション移動が少なくなりますが、弦が多い分指板とネックの幅が広くなるので、4弦ベースより弾きにくいところもあります。

また楽器の作りが頑丈になるので、4弦より5弦の方が楽器本体が重くなり、取り回しにくくなります。

これらのデメリットは楽器によって違うので、楽器を選ぶときにしっかりと試奏をして、なるべくデメリットの度合いが少ないものを選ぶことがポイントです。

おすすめの5弦ベース

5弦ベースの最低音のB線の音程は、人の耳で聞き取れるギリギリの音域なので、造りがあまくて低い音の輪郭が出ない楽器を選ぶとせっかく5弦ベースを弾いてもしまりのないサウンドになってしまうので注意が必要です。
安い5弦ベースも売られていますが、ある程度良いものを選んだ方が長く使えると思います。

それではここからおすすめの楽器を紹介していきたいと思います。

Sadowsky Guitars Metro Series M5-24

サドウスキーの中で最も安く買うことができる生産ラインのベースがメトロラインエクスプレスというシリーズです。
NYCやTokyoと同じパーツや素材が使われているので、かなりコストパフォーマンスに優れたモデルです。
弾きやすく、lowBまで良く鳴ります。
サドウスキー独自のアクティブ回路により、抜けの良い輪郭がはっきりしたサウンドを得ることができる楽器です。




Warwick German Team Built Streamer LX 5st

ワーウィックの中でドイツで生産されていながらも高いコストパフォーマンスを実現しているTeam Builtというシリーズの5弦ベースです。
上から下までバランスよく鳴る楽器で、5弦の低音もバラつかずに引き締まった音で鳴ります。
サウンドはクリアで、反応が早くどんなジャンルにも対応できます。




Bacchus WOODLINE 517AC

日本のメーカーのバッカスの中でも中くらいのグレードの5弦ベースです。
サウンドはジャズベースらしい音で、クセがないサウンドです。
バッカスのベースはコストパフォーマンスが良く、安いシリーズのベースも良い楽器が多いのですが5弦ベースなのでちょっと良いクラスのものを選びました。
高級ブランドのベースと弾き比べても遜色ない良いベースです。




Fender Made in Japan Hybrid Jazz Bass V

日本製のフェンダーの5弦ベースです。
この楽器にはUSA製のピックアップが使われていて、日本製の安定した品質の楽器ですが、価格はUSA製のものより安く設定されているのでコストパフォーマンスも良いです。
フェンダーらしいサウンドで、5弦の最低音まで良く鳴ります。
フェンダーの癖のある音が、低音にツヤを加えて全体的に締まったサウンドになっています。




G&L Tribute Series L-2500

一本でフェンダージャズベース、プレシジョンベース、スティングレイの3タイプのサウンドを出せるG&Lシリーズの5弦ベースです。
こちらはパーツ等はUSA製と同じものを使い、日本で作られているため値段が安く、コストパフォーマンスに優れています。
造りが良い楽器で、低音から高いところまで良く鳴ります。
3タイプのサウンドはただ似せたサウンドを出せるのではなく、より良いサウンドで出すことができる楽器です。
サウンドも良く、弾きやすいこの記事で一番おすすめしたい5弦ベースです。




まとめ

ちょっと前までは珍しかった5弦ベースも今ではみんな当たり前のように弾いていますし、楽器店でもたくさんの5弦ベースが売られています。

楽器店では手軽に試すことができるので、まだ弾いたことがない人は一度試してみることをおすすめします。
意外と違和感なく弾けるし、へたな4弦より弾きやすいものも多いです。
また、弦が一本増えるだけなのに、できることが増えるので楽しいです。

今回の記事参考にしてもらえたらうれしいです。
では、また。

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