コンプレッサーというエフェクターは、エレキベースのサウンドを作る上で、とても重要な役割があります。
ベースという楽器には、各弦の太さの違いによる音量や音色にばらつきがありますが、コンプレッサーを使うことで音の粒や音量をそろえて、サウンドのバランスを均一に整えることができます。
自分の演奏がどうしても安定しなくて悩んでいる方には、コンプレッサーがおすすめです。
この記事ではベース用のコンプレッサーの機能について解説し、選び方とおすすめの機種を紹介します。
エレキベース用エフェクターのコンプレッサーを使うメリット
ベースと言う楽器は、弦によって音量や音質がばらつきやすいのですが、コンプレッサーで音を圧縮することで、芯のある太い音色にし、バランスの良いサウンドを作ることができます。
サウンドのバランスが良くなることで演奏がしやすくなります。
リズムや音使いに気持ちを集中できるので演奏のクオリティをより良いものにできます。
エレキベース用エフェクターのコンプレッサーのしくみ
コンプレッサーには以下のようなコントロールがあります。
- スレッショルド・・どのくらいの音量からコンプレッサーをかけるか
- レシオ・・・・・・スレッショルドを超えた音をどのくらい圧縮するか
- タイムアタック・・原音にエフェクトをかける速さ
- リリースタイム・・設定したスレッショルドより小さい音にエフェクトをかける時間の長さ
これらを調整することで効果の度合いを細かく設定できます。
コンプレッサーの中には、エフェクトの度合いを視覚でわかるようにインジゲーターがついているものもあります。
インジゲーターがあると目と耳の両方でエフェクトの変化を確認できるので便利です。
エレキベース用エフェクターのおすすめのコンプレッサーを紹介
それではここからエレキベースにおすすめのコンプレッサーを紹介します。
気になるアイテムはぜひチェックしてください。
AMPEG / OptoComp
AMPEG製のコンプレッサーです。
スムースなヴィンテージスタイルのコンプレッションを提供します。
このエフェクターを通すだけでアンペグのヴィンテージサウンドになります。
アンペグ好きな方におすすめです。
MAXON / CP9Pro+
コンパクトサイズながらプロスペックのコンプレッサー/リミッターです。
ギター用として売られていますが、ベースに使うと音の輪郭がはっきりして、上品でナチュラルなサウンドを作れます。原音を重視し、ローもしっかり出るし、レコーディング、ライヴどちらにも使いやすいです。
BOSS / BC-1X Bass Comp
BOSSオリジナルのMDP技術により、シンプルな操作でナチュラルなサウンドから、ハードなコンプレッションサウンドまで幅広いサウンドを作れるマルチバンドコンプレッサーです。
ゲイン・リダクション・インジケータで、かかり具合を視覚的に確認することができます。
EBS / MultiComp
EBS製のアナログ・コンプレッサーです。
コンプレッサーをかけても高域を損なわず、クリアなハイファイサウンドです。
ノーマル、チューブ、マルチという3つのコンプレッション・モードにより、幅広いサウンドが作れます。
MXR / M87 Bass Compressor
MXR製のコンプレッサーです。
深く効果をかけてもノイズもなく、楽器の原音のキャラクターを損なわない音作りができます。
コントロールを覚えるのには慣れが入りますが、その分細かくサウンドを作り込むことができます。
原音重視でノイズレス、ナチュラルなサウンドを求める方におすすめです。
AGUILAR / TLC Compressor
AGUILAR製のコンプレッサーです。
AGUILARオリジナルのTLC回路により、ハイレベルなサウンドコントロールが可能です。
コントロールの効きがよく、直感で操作できるのでコンプレッサーを初めて使う方にもおすすめです。
AGUILAR / DB599
AGUILAR製のコンプレッサーです。
2つのコントロールにより、直感的でシンプルな設定が可能です。
ローノイズで原音重視なサウンドです。
Empress Effects / Bass Compressor
Empress Effects製のベース用コンプレッサーです。
スタジオグレードの機器と同等のコントロール、サイドチェインハイパスフィルターと、2つのポジションのTone + Colourスイッチを搭載したベーシスト専用機です。
まとめ
コンプレッサーを使うことで、演奏のクオリティを上げることができます。
演奏するときに音のばらつきが気になる方は、ぜひ一度お試しください。
今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。
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