山下達郎さんは1973年にシュガー・ベイブというバンドでデビュー、以来ニューミュージック界のトップミュージシャンとして活躍を続けています。
ボーカルの印象が強い山下達郎さんですが、実はカッティングギターの名手としてもよく知られています。
山下さんの都会的で洗練されたサウンドは、どのように作られているのか、とても興味深いですね。
今回は、山下達郎さんが使用しているギターやアンプ、エフェクターなどの機材を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
山下達郎さんが使用しているエレキギターの紹介
山下達郎さんのギターとして有名なのが、70年代後半のフェンダーUSA製テレキャスターです。
山下さんがご友人から5万円で譲ってもらった楽器で、彼の82年のアルバム「FOR YOU」から、現在までずっとメインギターとして使用しているそうです。
また、サブギターとして使用しているサンバーストのテレキャスターがありますが、こちらは上記のギターをフェンダー・カスタム・ショップのマスタービルダーが忠実に再現したモデルだそうです。同じカラーにするとどっちがどっちかわからなくなるため、あえて違うカラーにしたそうです。
他に使用頻度の高いギターとして、フェンダーストラトキャスター(ホワイトボディに黒のピックガード)がありますが、このストラトキャスターは様々なギターからパーツを寄せ集めたもので、山下さん曰く、
「これ以上いい音がするストラトと出会えない」
とのことです。
その他山下さんは、マーチンのD-28、ギブソンのJ-160E、ギブソン、チェットアトキンスモデル(エレガット、現在は廃番)などを所有しています。
ギブソンのギブソンのJ-160Eはピックアップ付きのエレアコで、FMのラジオ番組に出演される時に使っているそうです。
山下達郎さんが使用しているエフェクターの紹介
山下達郎さんの使用しているエフェクターはこちらです。
- MXR Distortion +
- MXR ダイナ・コンプ
- BOSS コーラス CE-3(現在廃番)
- Centaur ブースター
- sans amp classic(ブースターとして)
古い型番のものもいくつかありますが、全て現行品として販売されています。
山下達郎さんは基本同じ機材を使い続けるのが好きみたいです。
Centaurのクローンモデルです。
山下達郎さんが使用するギターアンプの紹介
2015年くらいの情報では、ギターアンプはマッチレスDC-30を使っていたけど、壊れてしまったので、しばらくフェンダーのツインリバーブを使っていたそうです。
ステージではアンプは使わずにラインでPAに直接送っているので、本番ではステージに置いてあるギターアンプは一切鳴らしていないそうです。
現在はshinos(シノーズ)というメーカーのLUCK6Vというギターアンプを使っています。
shinosは日本のハンドメイドのアンプメーカーで、高い品質とサウンドの良さから多くのプロミュージシャンが愛用しています。
山下達郎さんが使用するギターストラップの紹介
山下さんはフェンダーのギターでも、ギブソンのギターでも、マーチンのギターでも、ギターを弾く時はフェンダーのモノグラムストラップを使うと決めているそうです。
30年以上使っているので、体に馴染んで他のストラップは使えないとのことです。
山下達郎さんのバンドスコアの紹介
こちらのバンドスコアには、達郎さんのギタープレイが正確に採譜されています。
こちらは達郎さんのデビュー40周年を記念して作られたもので、収録されている曲は、ご本人の選曲によるものです。
ギター以外のパートも記載されているので、これ一冊あればコピーバンドもできます。
また、シュガーベイブのスコアも販売されています。
こちらも代表的な曲が11曲収録されています。
全曲フルスコアです。
バンドスコアは売りきりで廃盤になることも多いので、欲しいと思った物はすぐに入手されることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
山下達郎さんのギターや機材はオーソドックスですがこだわりの感じられるものばかりでした。ぜひ楽器選びや音作りの参考にしていただければと思います。
それではまた。
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