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コード譜だけで弾ける、ジャズのベースラインの弾き方を分かりやすく解説

ベース
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アフロちゃん
アフロちゃん

ジャズのベースラインって
どうやって作るんですか?

カツミさん
カツミさん

コード進行に対応する
パターンを覚えると、
初めての楽譜でも弾けるように
なりますよ。

アフロちゃん
アフロちゃん

詳しく教えてもらえますか?

カツミさん
カツミさん

了解です。
ここから詳しく解説します。

アフロちゃん
アフロちゃん

よろしくです〜。

コード譜を見てベースラインを弾くのは
ある程度慣れが必要ですが、
覚えてしまえば、
それほど難しいことではありません。

ジャズのウォーキングベースは
他のジャンルにも応用できるので、
表現の幅が広がりますよ。

ぜひこの記事を参考に、
ウォーキングベースをマスターして下さい。

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ジャズのベースラインの2つの考え方

ジャズのベースラインは大まかに

①メロディ型
②アルペジオ型

の2つに分けられます。

メロディ型は音の並びが自然に流れるように
ベースラインを作ります。
コードの構成音のすきまをスケールで繋ぎ、
自然な旋律にします。

メロディ型のベースラインは
音の並びがスムーズなので弾きやすく、
早いテンポの曲を弾くのに向いています。

これに対してアルペジオ型は、
コードの構成音だけでベースラインを作ります。
メロディ型よりも比べてコード感が強く、
コード進行がわかりやすくなりますが、
音の跳躍が多くて弾きにくいラインになります。

メロディ型とアルペジオ型を
うまくミックスして
良いベースラインを目指します。

ベースのパート的な役割

ジャズの場合、
ベースはハーモニーの中の
1度と5度を受け持ちます。

これに対してピアノやギターは、
3度と7度を受け持ちます。

これにより、バランスが取れた
サウンドを作ることができますが、
あまり極端にドソドソ弾いていると
ダサくなるので注意が必要です。

メロディ型ベースラインの作り方

メロディ型のベースラインは、
コードの構成音とスケールで
メロディアスなベースラインを作ります。

下の例は枯葉の最初の8小節です。
枯葉は4度進行で、ルートからスケールで上昇すると
4つ目の音が次の小節のルートになるため、
一つ飛び越えて次の小節のルートに下がります。

次のF7ではルートのFから下降していますが、
スケールで下降するとちょうど5つ目の音が
次の小節のルートのB♭になります。

ジャズの曲では4度進行が多いので、
このパターンを覚えておくといろいろな曲で使えます。

bassline1

アルペジオ型ベースラインの作り方

コードの構成音のみでベースラインを作ると
ギターのアルペジオのように、
わかりやすいベースラインになりますが、
移弦が増えて弾きにくくなります。

コードチェンジの間隔が早いときや、
バラードなどテンポが遅い曲で使うと
効果的です。

下の例も枯葉の最初の8小節です。
上のメロディ型と弾き比べてみると、
弾き心地やサウンドの違いがわかります。

bassline2

アルペジオ型は、コーラスの変わり目などの
ツーファイブで使うとわかりやすくて良いです。

モード進行のジャズのベースラインについて

ソーホワットなど、モード進行の場合は
コードチェンジが無いのですが
4小節くらいの間隔で次の小説につなげる
セブンスコードを入れると、
小節数がわかりやすくなります。

Dドリアンの曲なら、4小節目と8小節目に
A7的な音を入れます。
17小節目からのBメロはE♭ドリアンになるため、
16小節目の終わりにB♭7を入れます。

下の例は、Dドリアンを8小節のベースラインの例です。
わかりやすく、2小節ごとにA7が出てきますが、もっと曲を大きく捉えても大丈夫です。

basslinedorian

ジャズのベースラインの参考本を紹介

ジャズのベースラインの一番ヒントになるのは
先人達の演奏です。
こちらにいくつか参考になる書籍を
紹介します。

「3年後、確実にジャズ・ベースが弾ける練習法」

理論もわかりやすく解説されていて、
初心者だけじゃなく、
ある程度の中級者にもおすすめです。

ジャズ・コンセプション ベース・ライン(伴奏編) 

ジャズ・コンセプションシリーズの
ベース・ライン編です。
この本に掲載されている
スタンダードナンバーを模した
エチュード21曲の楽譜には、
多くのヒントが含まれています。
ソロ編もおすすめです。

ジャコパストリアス オムニブック

ジャコのコピー本はいくつも販売されていますが、
こちらのオムニブックは一番曲数が多く、
楽譜の間違いが少ない決定版です。
ジャコの演奏は超論理的なので、
ラインもソロもかなり参考になります。

まとめ

4ビートと呼ばれるジャズのベースラインは、
4分音符だけのものから発展し、
現在はさまざまな音使いとリズムで弾かれています。

いろいろなベーシストの演奏を参考にして、
自分だけのベースラインを弾いていきましょう。

今回の記事、参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。

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