今回の記事ではエレキベースのメーカーと、それぞれのメーカーの代表的な楽器を紹介したいと思います。
ここで紹介する以外にもエレキベースを作っているメーカーはたくさんありますが、今回はぼくが買いたい、欲しい、と思っているメーカーを10社にしぼって紹介します。
どれも良いメーカーなので、楽器の購入を検討している人は参考にしてもらえれば嬉しいです。
エレキベースの選び方のポイント。
エレキベースはロック、ポップスからジャズ、フュージョン、ブラジル音楽、その他幅広く使用される楽器ですが、メーカーや機種によって向いているジャンルがあります。
また、エレキベースは大まかに次の3種類に分類できます。
・ジャズベースタイプ:幅広いサウンドメイクが可能で、比較的オールジャンルに対応できる。
・プレシジョンベースタイプ:太く、甘い音色の出音で、ロックやパンクなどによく使われる。
・スティングレイタイプ:ドンシャリ系、ファンクやスラップを多用する曲向き。
エレキベースのメーカーもたくさんあり、値段の幅も数万円から100万円以上のものまであります。
ある程度予算がある人は、20万円から30万円くらいの楽器を買えば、どのメーカーのものでも弾きやすくて長く使えると思います。
近年いろいろなメーカーのハイエンドな価格帯のベースが売られるようになりましたが、高いイコールいい楽器というものでもないと思います。
ハイエンドが高いのは良い楽器だからというよりは、希少価値で値段が高いものが多いです。
エレキベースの購入を考えている人は、ハイエンドのブランドはあまり視野にいれなくてもいいと思います。
エレキベース おすすめのメーカー
ではここからエレキベースのおすすめのメーカーを紹介していきたいと思います。
エレキベース おすすめのメーカー①Fender
フェンダーのギターやベースはアメリカ、メキシコ、ジャパンの3か所で作られていますが、アメリカ製かメキシコ製がおすすめです。
フェンダーの代表的なエレキベースは、ジャズベースタイプとプレシジョンベースタイプになります。どちらもエレキベースのモデルとして有名で、フェンダー以外の多くのメーカーで採用されています。
フェンダーのベースはジャンル問わず、幅広く演奏に用いられ、使用ミュージシャンも多いメーカーです。
エレキベース おすすめのメーカー②LAKLAND
LAKLANDは1994年の創業で、比較的新しいアメリカのベースのメーカーです。
ラインナップが3種類あり、初心者向けのスカイライン、中級者向けのショアライン(日本製)、上級者向けのUSAと別れています。
USAは価格的にハイエンドモデルに位置します。
Darryl Jonesなどのシグネチャーモデルが幾つか発売されていますが、人気が高いものが多いです。
スカイラインは10万円前後のモデルが多いですが、ショアラインやUSAと比べるとパーツや材質の質が落ちるので、できればショアラインかUSAを選ぶと良いと思います。
ショアラインとUSAは同じモデルなら製造国の違いだけで、ショアラインも日本のESPで製造されているので、品質は良いです。
パワフルかつ上品なサウンドでコントロールもしやすく、あらゆるジャンルで使えるベースメーカーです。
エレキベース おすすめのメーカー③Sadowsky Guitars
Sadowskyはハイエンドのベースメーカーですが、製造ラインによって、Saodwsky NYC(ニューヨーク)、Sadowsky Metroline(日本)、Sadowsky TYO(日本製カスタム)の3つに別れます。中でもメトロラインはリーズナブルに買えるラインナップになります。
どのラインナップもパーツや素材はニューヨークと同じものを使用しています。
サウンドはドンシャリ気味ですが、上品でパワフルです。弾きやすくてコントロールもしやすく、オールジャンルで使える楽器です。
エレキベース おすすめのメーカー④MUSICMAN
ミュージックマンはレオ・フェンダーが、Fender辞職後に立ち上げたメーカーで、1984年にはアーニーボールに買収され、現在はアーニーボール・ミュージックマンという社名に変わりました。
スティングレイというモデルが代表的です。
ドンシャリ(ローとハイが強い)サウンドで、はっきりした音色が特徴です。
スラップやファンクのようなサウンドに向いています。
エレキベース おすすめのメーカー⑤Bacchus
Bacchusは日本のブランドで長野に拠点があります。
価格帯の幅が広いですが、低価格のものも品質がよく、弾きやすくて音色も良いです。
手頃な値段のユニバースシリーズから、手作業で作られるハンドメイドシリーズまで、幅広いラインナップがあり、好みや予算に応じて選ぶことができます。
個人的には10万円くらいのものが品質も良く、弾きやすくてサウンドも癖がなくておすすめです。
エレキベース おすすめのメーカー⑥FUJIGEN
FUJIGENは、日本の楽器ブランドです。
丁寧な作りの楽器を手頃な価格で提供しており、コストパフォーマンスが良いと評判のメーカーです。FUJIGENの楽器には、C.F.S(サークルフレッティングシステム)という独自のシステムが採用され、音程が正確になる構造になっています。
FUJIGENの楽器は非常に弾きやすく、音色もくせがないのでコントロールしやすいです。
エレキベース おすすめのメーカー⑦fodera
Foderaはアメリカのブランドです。
最高峰のハイエンドブランドとして、多くのベーシストが愛用し、また多くのベーシストの憧れのブランドです。
そのサウンドと、クオリティの高さから多くのトッププレイヤーが愛用しています。
そのサウンドはボトムが効いているのにきらびやかでフォデラ特有のサウンドです。どんなジャンルにもOKです。
ぼくもいつかは欲しいと思い続けているベースのメーカーです。
エレキベース おすすめのメーカー⑧Warwick
ドイツのベースメーカーです。
Warwickのベースは他社のベースにない独特のボディデザインと、弾き心地やサウンドが独特です。
ロック、パンクなどで使われることが多いですが、サウンドメイクの幅も広く、どんなジャンルにも使えます。
ハイエンドとエントリーモデルがあり、価格にかなり幅があるので、予算に応じて選ぶことができます。
エレキベース おすすめのメーカー⑨YAMAHA
日本の大手楽器メーカーです。
ヤマハはエレキギターもエレキベースもやや癖のある見た目で、好みがわかれるかもしれません。
サウンドはクリアで、バンドで演奏しても埋もれにくいのが特徴です。
また、サウンドコントロールの効きが良く、幅広いサウンドメイクが可能でいろいろなジャンルに使うことができます。
価格帯は広く、低価格のものからハイエンドのものまでラインナップが充実しています。
エントリーモデルの楽器でもサウンドや仕上がりが良いので、初心者からプロまで幅広く愛用されています。
エレキベース おすすめのメーカー⑩G&L
こちらもレオフェンダーの立ち上げたブランドです。
高出力なピックアップと、3つのコントロールと3つのスイッチの組み合わせによって、幅広いサウンドメイクが可能です。
これ一本でジャズベース、プレシジョンベース、スティングレイのサウンドが再現できるのですが、コントロールには多少の慣れが必要となります。
G&Lのベースは幅広いサウンドを作れますが、それっぽいサウンドではなく、本家を上回る良質のサウンドを鳴らすことができます。
パキパキのスラップからメロウなメロディまでこれ一本でこなせるおすすめのベースです。
まとめ
他にもベースを作っているメーカーは多くあるのですが、今回はぼくがおすすめしたいメーカーに絞って紹介しました。
参考にしてもらえたらうれしいです。
それではまた。
コメント