この記事ではこれから路上ライブや、公園などの野外でライブをしたい人に、ライブに必要な手続きや方法、ストリート用のおすすめの機材について紹介したいと思います。
ぼくは以前、いろいろな人たちと、都内のあちこちの駅前でジャズのストリートライブをやっていました。
今は全くやらなくなりましたが、新宿駅前などでストリートミュージシャンを見かけると懐かしい気持ちになります。
ストリートをやっているといろいろな人に声をかけられます。
いろいろなイベントや、ライブでの演奏を頼まれたりもしました。
ただし、路上ライブは許可を取らないでやることは違法です。
お巡りさんに捕まるので必ず許可をとってからやりましょう。
自治体によっては、ストリートパフォーマーを募集しているところがあるので調べてみてください。
路上ライブについての予備知識
都内では、あちこちの駅前で路上ライブを良く見かけます。
新宿駅の南口では10メートルおきに様々なストリートミュージシャンがしのぎを削りあっています。
多く見かけるのはゆずや、コブクロのようなギターの弾き語りの2人組です。
他にもロックバンドや、ジャズ、ポップスなど様々なスタイルの人たちが頑張っています。
路上ライブをやる場合は、自治体などに許可を取る必要があります。
ネットで検索すると募集しているところがあるので、問い合わせをしてみてください。
オーディションが必要なところもあります。
基本的に路上ライブはどんなスタイルの音楽でもOKです。
バンドでも、2人組でも、1人で演奏してもOKです。
どんなスタイルでも一番大事なのは盛り上がることです。
歩いている人の足を止めるためには、「なにか面白いことをやっている」と思わせなければいけません。
人がいっぱい集まったらバラードなど聞かせたいものをやってもいいですが、あまり聞いてくれる人がいないときはノリの良い、楽しい曲や激しい曲をやって人を集めましょう。
各パートで用意したいもの
バンドで路上ライブをやりたい人は、いろいろと機材をそろえる必要があります。
ここから、各パートごとに必要な機材を紹介していきます。
バンドでやる人で、車がある人はアンプやキーボード用の発電機を用意してもいいです。
発電機があればアンプ3台くらいつなげるので、電池駆動式のアンプを用意しなくても、普段使っているアンプを使えます。
ボーカルに必要なもの
ボーカルの人はマイクとアンプが必要になります。
ギターとボーカルの人は、ギターの音とボーカルの音を同時に出せる、電池駆動式のアンプが便利です。
路上ライブをやっている人はだいたいこのアンプを使っています。
また、こちらのレイニー Freestyle 4X4というアンプも電池駆動式でおすすめです。
ボーカルの出力にもギターやキーボードにも使えます。イコライザーがないのでアンプというよりもモニターとして使うイメージです。
ギターなどで使う場合は、プリアンプも必要となります。
ギターに必要なもの
ギタリストは自分のギターと、アンプが必要になります。
アコースティックギターの人はアンプがなくてもできるかもしれませんが、壁や屋根の無いところでは音が全然聞こえなくなってしまうので、できればアンプを使ったほうが余裕のある演奏ができると思います。
エレキギターの人は上で紹介している電池駆動式のアンプにペダルを組み合わせて使うか、発電機などを使って普段使っているアンプを使いましょう。
真空管のアンプはデリケートなので、路上で使う場合は丈夫なトランジスタのアンプを使ったほうが良いと思います。
また、ギターでもベースでもいいのですが、自分たちのCDやフライヤーを並べたり、投げ銭をもらうための楽器のハードケースがあると良いです。
ベースに必要なもの
ベーシストはベースと、アンプが必要になります。
ベースアンプはこちらのPHIL JONESのBrieafcaseという充電式アンプがおすすめです。
小型軽量で、充電でも使えて出力も100ワットあります。
路上ライブに最適なアンプだと思います。
キーボードに必要なもの
キーボードの人は、自分の楽器とアンプが必要になります。
アンプはボーカルのところで紹介したアンプのどちらかが便利だと思います。
キーボードは楽器が大きいので、路上用にショルキーのような小さいキーボードを用意するか、ジャンルによってはいっそピアニカなどでやっても面白いかもしれません。
ドラムに必要なもの
ドラマーは路上でやるとき荷物が多くて一番大変なパートです。
タムやシンバルを極力省いて、最小限のセットで演奏することを考えましょう。
ライドとハイハットとスネアだけでもいいですし、極端な話スネアだけでもいいかもしれません。カホンやコンガになってもいいくらいです。
ドラマーは、移動や準備がなるべく負担にならないように工夫しましょう。
まとめ 路上ライブに必要なこと
以上、路上ライブについての記事でした。
路上ライブはくれぐれも許可をとってやりましょう。
路上でやるときはフットワークを軽くするために、なるべく機材を減らすようにしましょう。
場所によってはアンプを使わずにオールアコースティックにしてもいいかもしれません。
それから、路上でやる場合はライブハウスなどと違い、聞いてくれる人は聞きたくてそこにいるわけではないです。
たまたまそこにいて、良いものが聞けて良かったと思ってもらえるように、いい演奏をしましょう。
参考にしてもらえればうれしいです。
それではまた。
コメント