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【初心者向け】ジャズヴォーカルを始める方法と、レパートリーに入れるのにおすすめの曲を紹介

音楽
この記事は約5分で読めます。
しろ
しろ

ジャズを歌ってみたいんだけど、どうやって始めたらいいですか?

くろ
くろ

バンドで歌いたいんですか?

しろ
しろ

初めからバンドをやるのは大変だから、まずはカラオケとかで。

くろ
くろ

それならまずは、歌いたい曲の歌詞を調べてみましょう。

しろ
しろ

どうやって調べますか?

くろ
くろ

ネットでもいいし、歌詞が書いてある楽譜を買ってもいいですね。

しろ
しろ

ふむふむ。

くろ
くろ

あとはCDの歌い方を覚えて歌うだけです。
ジャズは楽譜に書いてある通りに歌うとかっこ良くないのでプロのシンガーが歌っているのを真似して下さい。

しろ
しろ

なるほど。

くろ
くろ

ある程度歌える様になったらバンドを組んでも良いですね。

しろ
しろ

あーいいですね。
やってみたいです。

くろ
くろ

じゃあここからジャズヴォーカルを始める方法を紹介していきますね。

しろ
しろ

よろしくお願いします。


ジャズを歌うことはポップスやロックの曲を歌うのと、そう違いはありません。
この記事ではジャズヴォーカルを歌ってみたい人に、その始め方とレパートリーにおすすめの曲を紹介していきたいと思います。

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ジャズの特徴と、ジャズヴォーカルの歌い方

四分音符を基本とした4ビートと呼ばれるリズム、複雑なコード進行、テンションノートを加えることで濁った和音などがジャズの曲の特徴です。間奏にはバンドの楽器がそれぞれアドリブの演奏をするのもジャズ独特の演奏のスタイルです。

ジャズにはスタンダードナンバーと呼ばれる定番の曲が数多くあり、ジャズのミュージシャンはそれを独自のスタイルで演奏します。楽譜のメロディは崩して演奏(フェイクという)することが多いです。ヴォーカルがスタンダードナンバーを歌う時もテーマのメロディはフェイクすることが多いですが、やり始めのうちは難しいのでプロの演奏を丸々真似して歌うと良いと思います。歌でアドリブをとることもあり、これをスキャットといいますが、こちらに関してもプロの演奏を真似るところから始めれば良いでしょう。


ジャズの演奏には1コーラス分の歌詞とメロディ、コードが書いてある楽譜を使います。
曲の進行は、まず主題のメロディ(テーマという)を演奏し、それに続けてコード進行に沿ったアドリブをバンド内の楽器で回し、またテーマを演奏して終わります。
下の楽譜を例にした場合、書かれている32小節のコード進行を繰り返し演奏するイメージになります。

ジャズボーカルの始め方

まずはいくつかジャズボーカルの名盤を聞いてみましょう。
その中で好きな曲があれば、1曲選んで練習してみましょう。

選ぶ曲は音源が自分のキーにあったものを選ぶと練習しやすいです。
歌のキーは自分にとって歌いやすいかどうかで決めていいと思います。

キーが合わないけどやりたい曲の場合は、スマホのアプリで、音源のキーを変更できるものがあるので使ってみてください。

歌詞やメロディはインターネットで調べることもできるし、曲集を買うのも良いと思います。ジャズの曲集はいろいろ出版されていますが、JAZZ FAKE BOOKという曲集がおすすめです。



ジャズヴォーカルのレパートリーにおすすめの曲と参考にしたいアルバム

ジャズボーカルで有名な曲はたくさんありますが、以下のような曲がジャズらしく、歌詞も歌いやすいと思います。

All of me

この曲はビリーホリディの演奏がおすすめです。
ここで紹介しているアルバムの中には他にもスタンダードが多く収録されているので、アルバム全体を聞いて、好きな曲を探すのもおすすめです。



What’s new

この曲はヘレンメリルの演奏が有名です。
アルバム全体を通してヘレンメリルの魅力が堪能できる作品となっています。
ジャズボーカルの超定番なので、持っておいて損のない一枚です。



Fly Me To The Moon

この曲はジャズらしいコード進行と、甘くせつないメロディの曲で、多くの人に演奏されています。

ここではジュリーロンドンの演奏をおすすめします。
シンプルなボサノバのリズムで歌われていますが、4ビートで演奏してもいいと思います。




But not for me

この曲はスローでもアップテンポでもいい感じに歌える曲です。
エラフィッツジェラルドはジャズボーカルの代表的な歌手の1人で、演奏の参考にできることが多いと思うのでぜひ聞いてみてください。




On green dolphin street


この曲のテーマはラテンのリズムと4ビートが8小節おきに交互に繰り返される曲で、ノリが良く明るいのが特徴です。
ここで紹介するジョージベンソンの演奏では、彼のギターソロに合わせたスキャットを聞くことができます。
スキャットのメロディもわかりやすいので、耳で覚えて合わせて歌ってみるとスキャットがどんなものかわかると思います。



Take The “A” Train

ビリー・ストレイホーン作曲、デュークエリントン楽団の演奏で有名な曲で、歌でもインストでもよく演奏されます。
コード進行が単調なので演奏しやすく、明るいハッピーな曲です。



まとめ

実際に何曲か歌ってみて、もし本格的にやりたいと思ったらプロのレッスンを受けることをおすすめします。ライブを聴きに行くのもおすすめです。ジャズのライブはオープンな感じで、出演者と話をすることもできます。

今回の記事、参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、また。


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