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ベースの演奏がかっこいいジャズのアルバム、名盤11選の紹介

音楽
この記事は約7分で読めます。
しろ
しろ

ジャズのベースってかっこいいですよね。

くろ
くろ

そうですね。
ベースラインもいいし、
ソロもかっこいい。

しろ
しろ

ベースの演奏がかっこいい
アルバム教えてください。

くろ
くろ

わかりました。
ジャズのベースの魅力と、
おすすめのアルバム紹介します。

しろ
しろ

よろしくお願いします。

ジャズのバンドを構成するパートの中でも
重要なのがベースです。
縦横無尽なベースラインでバンドを導き、
管楽器にも負けないソロも弾きます。

ジャズのベースは基本即興なので、
同じ曲を演奏してもプレイヤーによって
違う演奏になるのも面白いところです。

この記事では、そんなジャズのベースの魅力を
楽しめるアルバムを紹介します。

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ジャズのベースの魅力

ジャズのベースの聴きどころの一つが
ベースラインです。

ジャズのリズムは4ビートと呼ばれ、
ジャズのベースラインは四分音符
(1拍づつ)が基本になります。

ジャズのベースはベーシストが
曲のコード進行に合わせて
即興的に弾いているので、
同じタイトルの曲でも、
ベーシストによってベースラインが
違います。

ベースラインは曲の雰囲気を作る
重要なパートで、音選びやリズムなどに
各プレイヤーのセンスが出ます。

ジャズのベースのもう一つの魅力がソロです。

ベースソロはプレイヤーの腕の見せ所で、
テクニックを駆使して様々な演奏を聴かせて
くれます。


ベースがかっこいいジャズの名盤を紹介

ここからベースの演奏がかっこいい、
おすすめのジャズのアルバムを紹介します。
ぜひ聴いてみてください。

Where? / ロンカーター

マイルスデイビスとの共演で有名な
ベーシストであるロンカーターの
初のリーダー作です。

ロンカーターのリーダー作は他にも
たくさんありますが、このアルバムでは
ロンカーターの若い時代の荒々しく力強く、
自由な演奏を聞く事ができます。

ロンカーターはこのアルバムで、
弓弾きのソロや、ピッコロベースを使った
様々なスタイルに挑戦しています。

エリックドルフィーのバスクラリネットや
フルートの演奏も素晴らしく、バンド全体が
新しいことへ挑戦している意欲的な作品です。




We Three / ポール・チェンバース

ポールチェンバースはマイルスデイヴィス他、
多くのジャズミュージシャンと共演し、
ハードバップ期に多くの作品を残しています。

ぼくはポールチェンバースが参加した作品を
すべて集めようとしたことがある(その膨大な
作品数のため断念する)のですが、
その中でも特に秀作なのがこの作品です。

クレジットはドラムのロイヘインズの
リーダー作となっていますが、メンバー全員の
演奏がすばらしく、それぞれが自分の実力を
余すとこなく発揮した作品です。

ワルツフォーデビィ 他3作品 / ビルエバンス(ベース:スコットラファロ)

こちらで紹介するビルエバンスの作品は、
どの作品もピアノトリオの名盤です。

ビルエバンスのこれらの作品によって、
ピアノトリオにおけるベースのスタイルは
大きく変わりました。

これまでのジャズのベースの伴奏は
四分音符を刻むことがメインでしたが、
これらの作品の中でスコットラファロが弾く
ベースは、ピアノに呼応し、絡み、激しく
動きまわります。

この三位一体と呼べる演奏は、
ピアノトリオの究極形であると言えます。

これらの作品の録音後スコットラファロが
交通事故で死んでしまったため、
このメンバーで録音されたアルバムは
わずかに4枚だけでした。



ミンガス / ジョニ・ミッチェル(ベース:ジャコ・パストリアス)

このアルバムはジョニミッチェルが
チャールズミンガスとの共演を企画した
アルバムですが実現される前にミンガスが
亡くなったため、ジャコパストリアスが
参加した作品です。

ジャコのメロディアスなベースラインが
気持ち良く、ジャズともロックとも
言えない不思議な雰囲気の作品です。


Now Is The Hour/チャーリーヘイデン

美しい世界観に引き込まれる作品です。

作品を通してチャーリーヘイデンの
人間性がそのまま表現されたような
演奏に心を打たれます。

2曲目の「The left hand of God」の
美しいストリングスに乗せたヘイデンの
ソロは必聴です。

ムーンライトセレナーデ / レイブラウン

ベースのレイブラウンと、
ギターのローリンドアルメイダによる
デュオの作品です。

LA4というバンドで共演していた2人の
息の合った演奏を聴くことができます。

この作品ではレイブラウンの、ピアノトリオの
ときとは違う、一歩前に出た演奏を聴くことが
できます。

選曲もバラエティに富んでおり、
ベートーベーンや、バッハ、ブラジル音楽など
を秀逸なアレンジと演奏で楽しめる作品です。

マネージャングル / デュークエリントン(ベース:チャールズミンガス)

チャールズミンガスは作曲家としても優れた
ベーシストで、多くのリーダー作を残して
います。

ミンガスの音楽には黒人差別に対する
怒りや憤りを表すものも多くありましたが、
音楽性も高く、のちの音楽に多くの影響を
与えています。

こちらで紹介する「マネージャングル」は、
ミンガスが敬愛するデュークエリントンとの共演作で、
バンドリーダーのとしてのミンガスとは違う、
自由なベーシストとしてのミンガスの演奏を
聴くことができる作品です。

Reverence / リチャード・ボナ

カメルーン出身のリチャード・ボナは
テクニック、センス共に
現代のトップベーシストの一人でしょう。
「ジャコ・パストリアスの再来」と言われる
彼の演奏からは、歌心溢れるワールドワイドな
サウンドを聴くことができます。

Sonicwonderland / 上原ひろみ(ベース:アドリアン・フェロー)

アドリアン・フェローは
抜群のテクニックと多彩なフレージングで
絶大な人気を誇るフランス出身のベーシストです。
ピアニストの上原ひろみさんは、
ベーシストのアドリアン・フェローとの出会いを
「聴こえ方が近いから、同じ音楽の風景を描けた」と
語ったそうです。





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他にも、こちらの記事では
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まとめ

ベースの良さがわかると、
ジャズはもっと楽しく聴くことができます。
ぜひいろいろなベーシストの演奏を
聴いてみてください。

今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、また。

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