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ヤマハのサイレントベース YAMAHA SLB300 は自宅練習にもライブにもおすすめ。スペックの解説と、レビューを紹介

コントラバス
この記事は約4分で読めます。

SLB300はその名前の通り、自宅などの練習用に生音を小さくしたアップライトベースです。弦長はコントラバスと同じで、ネックや指板の素材もコントラバスと同じものを使っているので、左手の弾き心地はほぼコントラバスと同じです。

また、コントラバスを弾く時に自分の体に当たる部分(ボディの肩と側板)にはフレームが取り付けられているので、体で支える感覚もコントラバスと違和感ありません。

ボディの共鳴が無いので生音が小さく、アンプから音を出して演奏しますが、他社のアップライトベースよりもエレキっぽさがなく、箱鳴り感もあります。
音色は生音に近く、ヘッドフォンをつないで演奏するとコントラバス
を弾いている錯覚に陥るくらいです。

家でコントラバスの練習をするのは大変ですが、SLB300ならいつでも練習できます。

この記事では、そんなSLB300のレビューをしたいと思います。

ヤマハサイレントベースSLB300はこんな方におすすめです。

  • 家でコントラバスを練習したい人。
  • 良い音のアップライトベースが欲しい人。
  • 持ち運びやすいアップライトベースが欲しい人。
  • コントラバスを運ぶのに疲れた人。





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ヤマハサイレントベースSLB300のスペックについて

弾き心地について

SLB300に使われている木材は、メイプルやスプルース、ローズウッドなど本物のコントラバスと同じものが使われています。
楽器が回転しにくい重心設定や、駒、指板、ネックなどのパーツがコントラバスと同じ距離感のため、違和感がありません。

サウンドについて

ヤマハ独自のサウンドシミュレート技術により、アコースティックなサウンドを容易に作ることができます。
コントラバスにピックアップをつけて出力したサウンドより、よっぽど生音っぽいサウンドになります。

サイズについて

ケース収納時の容積はコントラバスの約25%。
保管場所も取らず、持ち運びにも便利です。



その他詳しいスペックに関しては、こちらのリンクからご覧ください。

SLB300の詳しいスペックをサウンドハウスで見る

ヤマハサイレントベースSLB300のレビュー

SLB300を購入する目的は、やはり練習用としてです。

コントラバスの練習を自宅でしたいと思い、楽器店でいろいろなアップライトベースを試してみましたが、他社のアップライトベースの場合、コントラバスよりも弦長が短かったり、バランスが違うために、コントラバスとは別物と感じるものが多かったです。

また、音色もエレキ寄りのものが多く、ピチカートはまだ良くても、弓で弾いた時の音色が良くないものがほとんどでした。

SLB300の場合、ネックと指板の素材がコントラバスと同じで、太さもほぼコントラバスと変わらないため、左手でネックを握る感触がコントラバスと変わりません。仕上げもサテン仕上げなので、弾き心地も良いです。

また、ボディの重さのバランスが良く、弓弾きもコントラバスと同じフォームで演奏することができます。

駒にはアジャスターがついているので、弦高を自分で調整できるのも良いです。指板の精度が良いので、かなり低いところまで弦高を下げても音がびびらないです。


<音量について>
生音はほとんど鳴らないです。
マンションで弾いても、ドアを閉めれば隣の部屋に音が漏れることはありません。夜中でも余裕で練習できます。


<サウンドについて>
アンプを通した音は自然で、エレキっぽさはあまり感じないです。
搭載されたプリアンプのコントロールも使いやすく、直感で好みの音を作りやすいです。

本物のコントラバスにピックアップをつけて出した音よりも生音に近く、弾いていて心地よいです。
弓で弾いても自然な響きが出せます。
クラシックの曲を弾いても、フワッと柔らかい余韻を出せます。

ピチカートはジャズ、クラシックのどちらでも良い感じです。低音が良く出ます。アップライトベースのよくある「ビヨーン」とした音ではなく、「ボンッ!」っていうキレの良い音が出せます。

SLB300は練習用としても良いですが、ジャズなどのライブで使うのにもおすすめです。ボディが無いのでハウリングしにくいし、サウンドメイクがとても楽にできます。
楽器も折りたたむことでコントラバスよりコンパクトになるので運びやすいです。


まとめ

今回紹介したヤマハのサイレントベースSLB300は、良い音のアップライトベースが欲しい方や、コントラバスを自宅で練習したいと考えている方には本当おすすめです。

今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。

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