アメリカのアンプメーカーの老舗AGUILARのベースアンプヘッド Tone Hammer 350は、ペダル型のプリアンプ「Tone Hammer」のプリアンプ部を組み込んだ超軽量のベースアンプヘッドです。
シンプルなコントロールは扱いやすく、コストパフォーマンスに優れ、伝統のアギュラーサウンドを手軽に得ることができるアンプです。
この記事ではTone Hammer 350の仕様についてと、このアンプを実際に使ってみた感想を紹介したいと思います。
AGUILAR Tone Hammer 350のスペックの紹介
AGUILAR Tone Hammer 350の仕様は以下の通りです。
■ベースアンプヘッド
■出力:350W(4Ω)、175W(8Ω)
■ソリッドステートプリアンプ
■コントロール:トレブル、ミドル、ミドルフリーケンシー、ベース、ドライブ、マスター、プリ/ポストスイッチ、グランドリフトスイッチ
■端子:インプット、センド/リターン、XLRバランスアウト、チューナーアウト
■寸法、重量:21W×19D×7H(cm)、1.4kg
「Tone Hammer 350」 は、高い評価を得ているTone Hammerペダルのプリアンプ部を組み込んだ超軽量ベース・ヘッドアンプです。フレキシブルな 3 バンド EQ、多彩な”Drive”コントロール、そして 350 ワットのパワーを 1.4kg のパッケージに搭載しています。
ギグバッグのアクセサリーポーチに入るサイズでありながら、伝統的な”Aguilar Sound”を提供します。アメリカのニューヨーク州にあるAguilarファクトリーにて製造されています。
コントロールはGAIN、DRIVE、BASS、MID LEVEL、MID FREQ、TREBLE、MASTERと必要十分な内容。シンプルでわかりやすく、直感での音作りができます。AGUILARのアンプヘッドの上位機種であるDB751と同様、豊かなミドルレンジにサウンドの特徴があります。ソリッドステートのプリアンプですが、音色はチューブアンプのようにウォームで存在感のあるサウンドです。
また、コントロールにGAINがあり、アンプ単体でドライブサウンドを作ることもできます。少し歪ませた存在感のあるクランチサウンドから、モダンでナチュラルなオーバードライブサウンドまで広い音作りが可能です。
AGUILAR Tone Hammer 350を使用した感想、レビュー
ここからAGUILAR Tone Hammer 350に対する感想、レビューです。
サウンド・・・・・・・・・
コントロール・・・・・・・
ビジュアル・・・・・・・・
持ち運び・・・・・・・・・
コストパフォーマンス・・・
使えるジャンル・・・・・・オールジャンル。
アップライトベース、ウッドベースも合います。
AGUILAR Tone Hammer 350を初めて使ったとき、「なんて良い音のアンプなんだろう」と思いました。自分の出したい音がすんなり作れることに驚きました。
パワフルで、存在感が増したサウンドになりますが、イコライザーをいろいろといじったり、どうやっても良い音がします。
クリーントーンは歪む一歩手前の熱を帯びたような音色で、ゲインを上げればファズのようなざらりとした温かみのあるオーバードライブサウンドを得ることができます。
このアンプを通すと音が力強く、フレーズが生き生きとします。バンドの中でも埋もれず、程よく溶け合ったアンサンブルのサウンドを作ることができます。
アクティブベース、パッシブベースのどちらでもサウンドは作りやすく、エレキベース以外にウッドベースやアップライトベースをつないでも芯のある良い音色を作れました。
本体は軽くてギグバッグのポケットにも楽に入れることができるので、ライブやスタジオの練習にも余裕で持ち運んで使うことができそうです。
このアンプは350ワットのモデルですが、他に500ワットのTone Hammer 500と700ワットのTone Hammer 700というモデルがあります。ライブなどでがんがん使っていきたい方には、サウンドに余裕があるこちらの二つのモデルがおすすめです。
まとめ
AGUILAR Tone Hammer 350はコンパクトで軽量で、良いサウンドのアンプです。価格もかなりリーズナブルでコストパフォーマンスにも優れています。アギュラーのサウンドが手軽に手に入れることができる超おすすめのアンプです。
今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。
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