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【ベースの音作り】楽器とアンプのセッティングについて

ベース
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ベースの音作りは楽器の設定、アンプの設定、プリアンプやエフェクターなど様々な要素で決まります。

この記事では、効率よく好みのサウンドを作るためのコツを紹介します。

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ベースの音作りの考え方

ベースの音作りは以下の4つの要素から決まります。
設定する順番は、以下のようにするのがおすすめです。

①アンプ
②プリアンプ
③ベース本体
④エフェクター

この中で、常にコントロールできるのは楽器本体です。
演奏中も微調整することもあるので、ベース本体の設定は最後にします。

逆に、演奏しているときに一番遠いのはアンプで、演奏中はいじることができないのでアンプの設定は最初にします。
プリアンプも同様で、演奏中はオンオフくらいしか変えられないので、最初に設定しておきましょう。

ただし、アンプ、プリアンプ、ベース本体の順番に設定をして、できたサウンドがいまいちのときは、もう一度最初に戻って設定しましょう。

アンプやプリアンプの設定は焦らず、納得いくまでやると安心して演奏できます。

好きな音をイメージする

音作りが上手くなるコツは、自分の好きな音のイメージをしっかり持つことです。
ベースのサウンドは、ドンシャリやゴリゴリなどよくわからない表現されます。

ドンシャリ・・・高域と低域が強調されたサウンド
ゴリゴリ・・・・低域と中域が強調されたサウンド

おおまかに言ってこの二つの傾向を押さえておけばOKです。
ざっくり言えば中域を削ればドンシャリ、高域を削ればゴリゴリです。
ドンシャリかゴリゴリどっちにするか決めれば、あとはアンプのイコライザーでおおまかに設定して、音を出しながら調整するだけでOKです。

ドンシャリは音の輪郭がはっきりし、スピード感のあるサウンドになります。アクティブタイプのベースや、プリアンプを使うときにドンシャリにすると程よく抜けるサウンドになります。

一方ゴリゴリはゲインを少しあげて多少歪ませ、重く、太い印象のサウンドになります。ロックやパンクで使うと雰囲気が出ます。
演奏するときにゴリゴリにすると音の輪郭が少しぼやけて、ちょっと弾きづらい気がします。
リズムが後ノリになりがちなので意識して前に出るようにしましょう。

ベースの音作り①ベースアンプの設定

ベースアンプのコントロールは、

(ボリューム)
ゲイン
ボリューム

(イコライザ)
トレブル
ミドル
ベース

の設定ができます。
ゲインは音の強さを決めるコントロールです。ゲインを上げれば音量そのものも上がり、歪んでいきます。歪みは楽器側のボリュームでも決まるので、アンプを設定するときは楽器側のボリュームは7か8くらいにしておきましょう。
ゲインで音色のニュアンスを決め、ボリュームで音量を決めるようにするとうまくコントロールできます。

また、イコライザはドンシャリか、ゴリゴリでだいたいの設定をして、音を確認しながら調整すればOKです。

アンプの設定はあまりシビアにやり過ぎると音がわからなくなるので、だいたい合わせて、気になるところは曲の合間などに合わせるようにしましょう。

ベースの音作り②楽器の設定

ジャズベースタイプの場合、コントロールはフロントピックアップのボリューム、リアピックアップのボリューム、トーンの三つです。

アンプを設定するときは楽器のボリュームは7か8くらいにするといいです。フルテンにしておくと、歪みの調整が後で楽器側のボリュームでできないからです。

フロントピックアップはスラップや、ソロで柔らかいメロディを弾きたいときに使います。

伴奏のベースを弾くときは、リアピックアップをメインに使い、ボリュームも8〜9くらいに設定します。それに加えて、好みのサウンドになるようにフロントピックアップのボリュームをあげていきます。

ボリュームのバランスが決まったらトーンを好みのところに設定します。
トーンは音の色を濃くするようなもので、上げるとギラギラした音になり、下げると地味な感じの音になります。
楽器の設定は以上で完了です。

楽器の設定は演奏中もコントロールできるので、どんどんいじって設定する感覚を鍛えましょう。

ベースの音作り③プリアンプの設定

ベースのサウンドをケーキに例えていうなら、楽器本体の音がスポンジで、プリアンプの効果が生クリームのようなイメージです。
プリアンプを使うことでサウンドの存在感が増し、ゴージャスになります。

プリアンプのコントロールは、ベースアンプと同じようにボリュームとイコライザーがついていることが多いので、アンプと同じ感覚で設定すればOKです。
ベースアンプと同様に一度設定したら演奏中は変えにくいので、注意しましょう。

ベースの音作り④エフェクターの設定

上にある、ベースアンプと楽器の設定が終わって、基となるサウンドがしっかりできてからエフェクターの設定をするようにしましょう。
エフェクターはあらかじめ設定を決めて持ち歩くとライブの時などは便利です。

まとめ

ベースの音作りは自分の出したい音がわかっていれば上手くできます。
当たり前のことですが、イメージがぼんやりしていると上手くいかないです。
出したい音のイメージをしっかり持ち、音作りを楽しみましょう。

それでは、また。

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