ぼくは5年ほど前から「Gibson Les Paul Special DC」というギターを使っています。
見た目がかわいいギターで、以前かわいいギターについての記事にもこのギターをおすすめとして書きました。
しかし、このギターの良さは見た目がかわいいだけではなく、音が良く、軽くて扱いやすいというところにあります。
この記事ではこのギターの魅力について詳しくレビューしていきたいと思います。
Gibson Les Paul Special DC の基本的なスペック
Gibson Les Paul Special DCの特徴
このギターの特徴はレスポールなのにボディの表面がフラットで、ピックアップにはP-90というシングルピックアップが2つ使われています。
2つのピックアップを使うことでハムキャンセルする構造になっていて、ノイズにも耐性があります。
Gibson Les Paul Special と Les Paul standardの違い
また、モデル名のDCとはダブルカッタウェイを表していて、通常シングルカッタウェイのレスポールスペシャルとも違い、さらに小さく軽いボディになっています。
そのため楽器の鳴りが良く、シングルカッタウェイと比べるとオープンな響きになります。
レスポールスペシャルは通常のレスポールと比べてみると、見た目も音も違います。
レスポールスタンダードのサウンドと比べると、レスポールスペシャルの方が芯のある締まった音に感じます。輪郭がはっきりして、クリスピーな音色です。
音程も聞き取りやすく、シングルピックアップであるP-90のクリーンはどこまでもクリーンなサウンドです。
Gibson Les Paul Special DC を実際に使っている感想
このギターは軽くて弾きやすいのが特徴ですが、それでも音が軽かったりすることはなく、むしろ重心のあるしっかりした音で鳴ります。
ピックアップに使われているP-90は、フェンダー系のシングルピックアップとも違い、パワフルで、ジャキジャキとエッジが効いた、クリスピーなサウンドです。
コードを弾いても分離がよく、音がつぶれることもありません。
単音で弾くときは、クリーンでも歪ませても芯のあるしっかりした音が出ます。
バンドで使っても、他の楽器に埋もれることもないのでソロを弾くこともできます。
フロントピックアップの太くて甘い音色はクリーンならジャズなどにも使えると思います。
Gibson Les Paul Special DCをどう使っているか
このギターは、伴奏からソロまで幅広く使えるギターだと思います。
軽くて取り回しが良いのでギターボーカルが持つギターとしても人気があります。
コードストロークで弾いても良いし、アルペジオで弾いてもはっきり分離する聞きやすい音色です。
スタンダード系のレスポールとは違うサウンドですが、弾いたことがない人は、一度試してみて見る価値があるギターだと思います。
このギターはダブルカッタウェイですが、シングルカッタウェイのレスポールスペシャルも良い音がします。
ボディが大きい分、ダブルカッタウェイよりも落ち着いた、しっかりした音色になります。
ぼくはこのダブルカッタウェイをとても気に入っているのですが、余裕ができたらシングルカッタウェイのレスポールスペシャルも欲しいと思っています。
まとめ
この記事を読んでいる人はレスポールジュニアや、レスポールスペシャルが気になって検索した人だと思います。
ぼくも今使っているレスポールスペシャルを買う時、ジュニアにするかスペシャルにするかちょっと迷いました。
レスポールジュニアはピックアップがリア側に一つしかありません。
いさぎよい仕様だと思うのですが、ぼくとしてはフロントピックアップの甘い音色を捨てることはできなかったので、レスポールスペシャルを選びました。
また、シングルカッタウェイとダブルカッタウェイ両方試奏したのですが、その時の個体はダブルカッタウェイの方が良かったのでダブルカッタウェイに決めたのを覚えています。
そのうち余裕ができたらシングルカッタウェイも買いたいと考えています。
レスポールスペシャルはオールマイティに使う人はあまりいませんが、かなりオールマイティに使えるギターです。
気になっている人は一度試奏してみてはいかがでしょうか。
それではまた。
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