エリッククラプトンは1945年生まれのイングランド出身のミュージシャン、シンガーソングライターで、最も重要で、影響力のあるギタリストの1人です。
ヤードバーズ、ブルースブレイカーズ、クリームなどのバンド活動を経た後、ソロでの活動や、1992年の「アンプラグド」の発表など長い期間にわたり第一線での活躍を続けています。
クラプトンはロックミュージシャンとしての活躍が目立ちますが、彼の根底にある音楽はブルースで、歌にもギタープレイにもブルースフィーリングが溢れています。
この記事では、エリッククラプトンの使用するギターや、アンプやエフェクターなどの機材について紹介したいと思います。
ぜひ音作りや機材選びの参考にしていただければと思います。
エリック・クラプトンが使用するエレキギターの紹介
クラプトンが使用していたギターで最も有名なのがブラッキー (Blackie) と呼ばれるフェンダー製のストラトキャスターです。
ブラッキーは、ヴィンテージのストラトキャスター3本から良い状態のパーツを取り出して組み上げたという逸話があります。
オリジナルのブラッキーは、長年の演奏により修復ができないほど摩耗し、現在は引退してしまいました。
現在はフェンダー社より、ピックアップなどが同じ仕様のエリッククラプトン ・シグネイチャーモデルが発売されており、クラプトン自身もこのモデルを使用しています。
ブラッキーはその名のとおり黒いストラトキャスターでしたが、シグネイチャーモデルは数種類のカラーバリエーションがあります。
クラプトンもステージごとに色を使い分けて弾いているのがライブビデオなどで確認できます。
エリック・クラプトンが使用するアコースティックギターの紹介
1992年の「アンプラグド」で使用していたのが1939年製 「Martin 000-42」です。
クラプトンが「MTV Unplugged」に出演するまでは、マーティンのアコースティックギターといえば「D-」から始まる型番のドレッドノートがポピュラーでしたが、クラプトンが「000」(トリプル・オー)モデルのギターを演奏したことで、若干小型のトリプル・オーモデルはふたたび注目を集めることになります。
トリプル・オーモデルはネックが短く、チョーキングしやすいためブルースのギタリストに人気がありました。
マーティンからは、エリッククラプトンシグネイチャーモデルの「000-28EC」が販売されています。
エリック・クラプトンが使用するギターアンプの紹介
クラプトンは、80年代中期以降~現在まで、フェンダーの57 Custom Twin-Ampをメインに使用しています。
このアンプは12インチのエミネンススピーカーを2発搭載し、クリーンからクランチ、ツイードアンプ特有の荒々しくジャリッとしたサウンドを得ることができます。
また、70年代にクラプトンが使用したアンプで有名なのがFENDER 57 Custom Champです。
コントロールはボリュームのみというシンプルな小型アンプですが、小出力なのでピッキングの強さでクリーンからクランチまで様々なニュアンスを作ることができるアンプです。ボリュームをあげれば自然なオーバードライブサウンドを得ることができます。
こちらはクラプトンがレコーディングで使用した、57年製のチャンプを参考に製造されたモデルです。
エリック・クラプトンが使用するエフェクターの紹介
現在クラプトンはエフェクターを使わず、歪みやトレモロ、リヴァーブは全てアンプのみで作っています。
エリック・クラプトンが使用するストラップの紹介
クラプトンが使用するストラップで有名なのがアーニーボールのナイロンストラップです。
まとめ
エリック・クラプトンのシグネイチャー ・ストラトキャスターは使い勝手がよく、プロミュージシャンもよく使用している優れたギターです。
クラプトンが実際に弾いているギターを手に入れられるなんて、すごくいいですよね。
今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、また。
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