ベースに限った話ではありませんが、実際に楽器を弾かなくても練習をする方法はいくつかあります。
映画「ベストキッド」で主人公の男の子が洗車をしているうちに空手の防御を覚えるような感じで、違うことをしているうちに知らず知らず鍛えられたりします。
出かけた先や、ちょっとした空き時間にできることもあるので覚えておくと便利です。
直接関係ないように見えることでも、長い目で見ていくと必ず役に立ちます。
今回は、楽器を使わずにベースの練習をする方法を紹介したいと思います。
楽器を使わないベースの練習方法 ① 歌ってみる
普段弾いているベースラインや、ソロのフレーズを声に出して歌ってみましょう。
音程やリズムの確認、音色のイメージを作るのにとても役立ちます。
歌う時はベースの音に似せた音で歌うとニュアンスがイメージしやすいです。
人に聞かれると恥ずかしいので、周りをよく確認してから歌いましょう。
声に出せない時は、頭の中で歌うだけでもイメージトレーニングができますよ。
楽器を使わないベースの練習方法 ②いろいろな音楽を聴く
街の中を歩いたりしている時など、音楽が聞こえてきたらどんなベースを弾いているのか注意深く聞いてみましょう。
普段聞かないジャンルの音楽や、クラシックなどからもヒントをもらうことがあります。
いろいろな音楽のベースのパターンを、イメージだけでも知っておくと役に立つことがあります。
楽器を使わないベースの練習方法 ③ 楽譜を書いてみる
普段弾いているベースラインを楽譜に書いて、改良したりパターンを増やしたりすることで、実際に楽器を弾いた時に手数が増えます。
楽器を持って書いた方が楽ですが、慣れてくると楽器がなくてもある程度楽譜を書けるようになります。
また、メモ帳のような楽譜を持ち歩いていれば、いいベースラインを思いついた時などにさっとメモができて便利です。
スマートフォンのアプリなどで楽譜を作るアプリがあるので、そういうものを利用しても良いと思います。
楽器を使わないベースの練習方法 ④ 楽器以外の代用品で練習する
楽器が近くにない時でも、なにか代用品を使って練習することができます。
左手なら、程よいの太さの棒状のもの(ほうきなど)で押さえる練習ができます。
右手は何もないテーブルの上などでベースを弾くまねをすると、指を平行に動かして、人差し指と中指を均等に弦に当てる練習ができます。
極端な話、何もない状態で弾く練習をするだけでも結構練習になります。
楽器以外のもので練習する時は頭の中で弾いてる音をイメージしてやりましょう。
楽器を使わないベースの練習方法 ⑤ 体を鍛える
ミュージシャンというと不健康なイメージがありますが、楽器を演奏するのは健康な体があってこそのことです。
特にライブなどでの演奏は、体力がないとできないので、普段から健康な体を維持しておきましょう。
楽器の練習の他にストレッチや、軽いジョギングなどをすることをお勧めします。
楽器を使わないベースの練習方法 ⑥ 他の楽器を練習してみる
ドラムやギターなど、他の楽器がどういうことをやっているのか知るために他の楽器を練習して弾けるようにしておくとかなり役に立ちます。
ドラムセットでの練習を日常的にやるのは難しいですが、スティックが1組あれば雑誌などを叩いて練習ができます。
ドラムがどんなことをやっているか知ることで、ベースがどういうタイミングで弾けばいいのかわかるようになります。
ギターは1本持っていると便利だし、簡単なコードならすぐ弾けるようになります。
入手して練習してみましょう。
ベースは通常単音しか弾かないので、ベースしか弾いたことがない人はピアノや、ギターなどのコードが弾ける楽器を経験しておくとベースの演奏に役に立ちます。
まとめ
今回の記事では楽器を使わないでベースの練習をする方法についてでした。
これらのことを少しづつ、日常的にできるようになるとベースの上達が早くなると思います。
参考にしてもらえれば嬉しいです。
ではまた。
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