ジャズのベースはリズムとハーモニーを支える伴奏から、メロディアスなソロまで、オールマイティな演奏ができる楽器です。
ジャズを聴く時はベースを意識して聴いてみるとその面白さがわかります。
この記事ではジャズベースの名手を10名ピックアップして紹介します。
ジャズベースの名手①ポール・チェンバース

ポールチェンバースは、ハードバップジャズ全盛期のトップベーシストです。
堅実なベースラインとメロディアスなソロはジャズベーシストあの礎となっています。
参加した作品数は膨大ですが、その中でもマイルスデイビスとのマラソンセッションの4部作では、最もチェンバースらしいプレイを聴くことができます。
ジャズベースの名手②チャールズ・ミンガス

チャールズ・ミンガスはその代表作「直立猿人」などでアヴァンギャルドなバンドのリーダー、コンポーザーとして有名ですが、ベースのプレイにおいても優れた演奏家でした。
正確でわかりやすく、力強くグルーブするベースラインと、ソロにおいてもファンキーなプレイを聴くことができます。1964年にエリックドルフィーと共演したタウンホールでのライブ録音では、ミンガスのジャズベーシストとしての実力をたっぷりと堪能することができます。
デューク・エリントン、マックス・ローチと共演した「マネージャングル」もおすすめです。ミンガスの自由なプレイを聴くことができます。
ジャズベースの名手③スコット・ラファロ

スコット・ラファロはビル・エヴァンストリオの初代ベーシストとして有名です。
ビル・エヴァンストリオのアルバムを4枚録音した後、25歳のラファロは交通事故でこの世を去ってしまいますが、4ビートにとらわれないラファロのベースラインと斬新なソロスタイルは、ビル・エヴァンスと共にジャズ・ピアノトリオの新しいスタイルを作り、今でも多くのプレイヤーに影響を与え続けています。
おすすめはもちろん、ビル・エヴァンストリオの4枚のアルバムです。
どれも名盤なので、ぜひ聴いてみてください。
ジャズベースの名手④レイ・ブラウン

レイ・ブラウンはオスカー・ピーターソントリオのベーシストとして有名なベーシストです。その骨太で堅実なプレイは、多くのミュージシャンのサウンドを支えてきました。おすすめはオスカー・ピーターソントリオの名盤と、ローリンド・アルメイダとのデュオ作品です。
ジャズベースの名手⑤ジャコ・パストリアス

ジャコ・パストリアスはエレクトリックベース・ジャズの先駆者で、フレットレスベースを用いた斬新でテクニカルなプレイは、まさに唯一無二の存在でした。
ジャコの演奏は一見して自由奔放に感じられますが、彼の教則ビデオでは、普段の練習が大切だということを時間をかけて説明していて、その自由なプレイスタイルは、膨大な時間をかけた練習によるものだということがわかります。
ジャコは作曲家としても高い評価を得ていて、オリジナル曲は今でも多くのミュージシャンが演奏しています。
ジャズベースの名手⑥レジナルド・ヴィール

レジナルド・ヴィールはウィントン・マルサリスグループのベーシストとして有名なベーシストです。基本に忠実で安定したベースラインと、変則ベースライン的なソロはリズミックで聴いていて心地よいです。ウィントン・マルサリスのアルバム「スタンダードタイム」では、レジナルド・ヴィールの力強いベースプレイ聴くことができます。
ジャズベースの名手⑦ロン・カーター

マイルス・デイビスの第二黄金期クインテットのベーシストです。
ベースラインの音使いが独特で、オリジナルのスタイルを強く持ったベーシストです。
オーソドックスなスタイルからアヴァンギャルドなものまで活動は多岐に渡り、日本でも人気が高いです。マイルスと録音した「フォアアンドモア」は超名盤です。
ジャズベースの名手⑧エディ・ゴメス

エディ・ゴメスは1966年から1977年の間、ビル・エヴァンスのピアノトリオで演奏したベーシストです。これまでに多くのミュージシャンと共演してきましたが、そのファンキーでモダンなプレイスタイルは、どんなバンドにいても強い存在感があります。
スコット・ラファロ亡き後のビル・エヴァンスのピアノトリオはしばらく低迷してたのですが、ゴメスと演奏するようになってからのエヴァンスは、まるで息を吹き返したように生き生きとした演奏をしています。ビル・エヴァンスとエディ・ゴメスは一見タイプが違うように感じるのですが、相性が良かったようで11年も一緒のトリオで演奏しました。
ジャズベースの名手⑨デイブ・ホランド

デイブ・ホランドはイングランド出身のジャズベーシストです。
マイルス・デイビスをはじめとした大御所と数多くの録音を残しているほか、作曲の能力も高く、自身のリーダー作で多くの作品を発表しています。
彼の演奏するベースの音色は重く、心に直接届くようにとても低いところまで響いてきます。
ベースラインのリズムは完璧ですが決して機械的ではなく、メロディアスに楽曲を支えます。現存する中では最高峰のジャズベーシストだと思います。
ジャズベースの名手⑩チャーリー・ヘイデン

チャーリー・ヘイデンは1937年生まれ、アメリカ出身のジャズ・ベーシストです。
共演者はオーネット・コールマンやパット・メセニーなど多数で、自身のバンドでも多くの作品を残しました。フリージャズの先駆者として知られる一方で、そのプレイスタイルは基本に忠実な音づかいと力強いビートが特徴です。
自身のバンドでは音楽プロデューサーとしての才能も発揮し、アルバムを通して美しい世界観のある作品を多く残しています。
まとめ
今回はジャズベースの名手と、その作品を紹介しました。
今回の記事を参考に、ジャズのベースをもっと楽しんでいただければと思います。
それではまた。













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