ウォルターウッズといえば、ベース用トランジスタアンプの第一人者として有名です。
そのナチュラルでありながらもパワフルで、密度の濃いサウンドはエレキベースだけではなく、ウッドベースやアコースティックギター、キーボード、ボーカルなどにも使用することができます。
制作していたウォルターウッズさんは引退してしまったので今後新品を購入することはできないのですが、中古品は未だ高値で取引されています。
以前300wのものを所有していたのですが、そのサウンドや使い心地の良さを忘れられず、この度800wのWalter Woods M-800を購入しました。
この記事では、Walter Woods M-800に関することをレビューしたいと思います。
Walter Woods のアンプについて
Walter Woods のアンプが最初に発売された1980年代から30年くらいは出力の大きなトランジスタのベースアンプは皆無でした。
今でこそ小型で出力の大きいベースアンプは今では色々なメーカーが製造するようになりましたが、Walter Woods のアンプに匹敵するようなアンプは未だ現れていないと思います。
ナチュラルかつウォームなサウンドが最大の特徴で、音の解像度、密度が高く様々な楽器の音色を自然で音楽的に増幅してくれるアンプです。
Walter Woods のアンプでは楽器から送られた信号を加工することなく、そのまま増幅します。そのためエレキベース以外のギターやキーボード、管楽器に至るまで幅広い楽器に使うことができます。
Walter Woods のパルス電源を採用した力強く暖かいサウンドは、アコースティックサウンドからスラップの金属的なサウンド、アコースティックピアノのような音域が広く複雑なハーモニーまで、幅広く対応することができます。
【スペック】
■WALTER WOODS M-800
800w/ 8ohms, 1200w/ 4ohms, Min. 4ohms, 100VAC
Dimension; 311W: 85H: 196D mm
Walter Woods M-800のレビュー
私は以前Walter Woodsの300wのアンプを所有していたのですが、諸事情で一度手放してしまいました。
Walter Woodsを手放した後は、マークベースやギャリアンクリューガー、ハートキーなど他のメーカーのベースアンプを使ってきたのですが、Walter Woodsのサウンドに勝るものはなかったです。
どのメーカーのアンプにもそのメーカーの色というか、特徴みたいなものがあってどのベースを繋いでも似たような音になってしまうことと、デッドスポットのような音域があるためいまいち気にいることができなかったのです。
色々考えて、これはWalter Woodsに戻るべきだろうとかんがえ、オークションでWalter Woods M-800を手に入れました。
以前は渋谷にある代理店で購入したのですが、製造元であるWalter Woodsさんが引退されたということで代理店も取り扱いをやめてしまったそうです。
M-800は出力が800ワットと大きく、所有していたEpifani T-212というキャビネットでは定格容量が不足しているので購入を迷ったのですが、M-800としては破格だったことと、フラッグシップ機であるM-800を使ってみたいという思いがあり、購入に至りました。
以下、レビューです。
【サウンド】
出力が800ワットなので、ちょっと音量を上げるだけで爆音になります。
そのサウンドは濃密で、低音から高音までしっかりと出ています。
イコライザーの効きが良く、サウンドメイクは幅広く作れそうですが、全て12時で十分いい音なのであまりいじる気にはなりません。
ハートキーやマークベースのベースアンプと比べると、音の密度が高く感じます。
逆にいうと、他のアンプの音が軽く、薄く感じてしまいます。
出力の大きいトランジスタのベースアンプが増えた現代においても、Walter Woodsのアンプは十分に使えるというか、これに慣れてしまうといい音すぎて他のアンプが使えなくなりそうです。
【見た目】
正面の赤いパネルがいかにもウォルターウッズって感じです。
コントロールのつまみが多く、操作に慣れるまで時間がかかりますが、あまりいじらなくてもいい音が出るので、それほど困らないです。
直感で操作できます。
【運びやすさ】
軽くて持ち運びしやすいし、コンパクトなので置き場所にも困りません。
電源コードが結構長いのですが、背面についている銀色のコード掛けみたいなのが使いやすく、そこにコードを巻いて必要な分だけ伸ばして使うとコンパクトに使うことができます。
専用のアタッシュケースが付いていたので、それに入れれば安心して運べます。

まとめ
今回はウォルターウッズのベースアンプをレビューしました。
すごくいいアンプなので、アンプに悩んでいるベーシストの方にはぜひ試してもらいたいです。
エレキベースにもおすすめですが、アップライトベースや、ウッドベースにも相性抜群です。中古でしか手に入らないですが、メルカリやヤフオクで常に何台か出品されていますのでごらんになってみてください。

今回の記事参考にしてもらえたら嬉しいです。
それではまた。




コメント