オリビア・ニュートン・ジョンは1948年9月26日、イギリス生まれの歌手、女優です。
1953年にオーストラリアに移住、14歳から作曲を始めソル・フォーというグループで活動していました。その後イギリスに渡り、アイドルグループの「トゥモロウ」を結成。
1966年にレコード・デビューし、1971年にはソロシンガーとして活動を始めます。
透明感のある美しい歌声と、美しいビジュアル、彼女が作るキャッチーなメロディは多くのファンを魅了し、ヒット曲を連発しました。
この記事では、そんなオリビア・ニュートン・ジョンが残したアルバムの中から、現在も人気が高く、聴いておくべき名作を紹介していきます。
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オリビア・ニュートン・ジョンのおすすめのアルバム①Have You Never Been Mellow(そよ風の誘惑)
<収録曲>
1 そよ風の誘惑
2 貴方の腕の中で
3 生命の河
4 グッドバイ・アゲイン
5 哀しみの架け橋
6 ラヴ・ソングは歌わない
7 イッツ・ソー・イージー
8 安らぎの世界へ
9 フォロー・ミー
10 朝もやに包まれて
11 プリーズ MR.プリーズ
12 愛の告白
「Have You Never Been Mellow(そよ風の誘惑)」は1975年のオリビア・ニュートン・ジョンのベスト・セラー・アルバムです。「愛の告白」「そよ風の誘惑」「プリーズ MR.プリーズ」など彼女のヒット曲が収録されています。
アルバムタイトルと同名の曲「そよ風の誘惑」はこれまでいくつかのCMソングにも起用されていて、聞き覚えのある方も多いと思います。
アルバム全体を通して、初期のオリビア・ニュートン・ジョンのフォーク、カントリー、ポップスを混ぜ合わせたような独特なサウンドを堪能することができる1枚です。
オリビア・ニュートン・ジョンのおすすめのアルバム②Come on Over
<収録曲>
1 Jolene
2 Pony Ride
3 Come On Over
4 It’ll Be Me
5 Greensleeves
6 Blue Eyes Crying In The Rain
7 Don’t Throw It All Away
8 Who Are you Now?
9 Smile For Me
10 Small Talk And Pride
11 Wrap Me In Your Arms
12 The Long And Winding Road
「Come on Over」は1976年に発表されたオリビア・ニュートン・ジョンのアルバムで、日本では『水の中の妖精』というタイトルで販売されました。
カントリーからポピュラーまで、アルバムを通してシンプルなアコースティックサウンドで製作されています。
ヒットナンバーの「ジョリーン」や「ポニー・ライド」を収録、ビージーズの「Come On Over」や、ザ・ビートルズの「The Long And Winding Road」などカバー曲も収録されています。
リラックスしたサウンドの中の、オリビアの甘い歌声を堪能できる1枚です。
オリビア・ニュートン・ジョンのおすすめのアルバム③Totally hot
<収録曲>
1 Please Don’t Keep Me Waiting
2 Dancin’ Round and Round
3 Talk to Me
4 Deeper Than the Night
5 Borrowed Time
6 Little More Love
7 Never Enough
8 Totally Hot
9 Boats Against the Current
10 Gimme Some Lovin’
1978年のアルバム、邦題は「さよならは一度だけ」です。
これまでのカントリーポップスから、80年代ロックへの移行していく過程を感じることができます。
アコースティックサウンドと、電気的なロック・サウンドの曲が半々くらいの割合で収録されているのですが、アルバム全体を通して聴くと、不思議とちょうど良いバランスに仕上がっています。
オリビア・ニュートン・ジョンのおすすめのアルバム④Physical
「Physical」は1981年に発表されたオリビア・ニュートン・ジョンのアルバムです。
70年代の後期から80年代にかけてオリビア・ニュートン・ジョンのサウンドはゆったりとしたカントリーポップスから、電気楽器を使用して、バスドラムのビートを強調した80年代ロックへと移行していきますが、この「Physical」はその完成形といえる作品です。
発売当時はそのサウンドの激変ぶりに驚いたファンも多かったと聞きますが、今になって聞いてみると特に新しい風にも聞こえないし、カントリーポップスのオリビアも、ロックなオリビアも、映画の中でダンスを踊るオリビアも、全てオリビア・ニュートン・ジョンだなあとしっくりくるのです。
それは彼女がただ時代に合わせるように活動してきたのではなく、それぞれを自分のスタイルとしてきちんと表現してきたからだと思います。
アルバムタイトルとなった「Physical」は全米シングルチャートにて10週連続1位を獲得し、アルバムのトータルセールス枚数は1億超えとなり、オリビア・ニュートン・ジョンの代表作として知られています。
オリビア・ニュートン・ジョンのおすすめのアルバム⑤The Very Best of Olivia Newton-John
1 Let Me Be There
2 If You Love Me (Let Me Know)
3 I Honestly Love You
4 Have You Never Been Mellow
5 Please Mr. Please
6 Come On Over
7 Don’t Stop Believin’
8 Sam
9 You’re The One That I Want
10 Hopelessly Devoted To You
11 Summer Nights
12 A Little More Love
13 Deeper Than The Night
14 Magic
15 Xanadu
16 Suddenly
17 Physical
18 Make A Move On Me
19 Heart Attack
20 Twist Of Fate
21 The Grease Megamix
こちらはオリビア・ニュートン・ジョンのベストアルバムです。
ベストアルバムでは、よく曲の雰囲気を完全無視した曲順のものがよくありますが、こちらは時系列に並んでいるため、自然な流れで聴くことができます。
彼女のベストアルバムは本当にたくさん発売されていますが、こちらのベスト盤は選曲もよく、曲数もそれほど多く無いので聴きやすくておすすめです。
まとめ
R.I.P オリビア・ニュートン・ジョン
この記事は2022年8月8日に亡くなられたオリビア・ニュートン・ジョンを偲んで作成しました。
輝かしく見える彼女の人生は、一方では30年にも及ぶ乳がんと戦いでもありました。
彼女は乳がん早期発見の啓発活動に力を注ぎ、痛みの緩和に用いる医療用大麻の合法化も訴えてきたそうです。
彼女の残した数多くの作品は、これからも多くのファンの支えになるでしょう。
今回の記事参考にしてもらえたらうれしいです。
それではまた。
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