PR

クラシックギターの弦の選び方とおすすめの弦のメーカーの紹介

ギター
この記事は約4分で読めます。

クラシックギターの弦は古くなると音が悪くなり、弾き心地も良くないので定期的に交換するのがおすすめです。
今回はクラシックギターの弦を選ぶ時に気にすることと、おすすめのメーカーを紹介します。

なお、弦の交換方法はこちらの記事をご覧下さい。

PR
PR

クラシックギターの弦の選びかた

弦を選ぶときは次の3つのことを気にするといいと思います。

・製造メーカー
・素材
・弦のテンション

これらについて、ここからひとつづつ説明していきます。

メーカーによる弦の違いについて

クラシックギターの弦は、製造しているメーカーごとに音色や弾き心地の特徴があります。
メーカーごとにいろいろな種類の弦を出していますが、メーカーのキャラクターの傾向があるので、自分の好みにあったメーカーを見つけましょう。

この後でおすすめのメーカーを紹介しますので、参考にしてください。

エレキギターの弦を多く作っているメーカーのクラシックギターの弦は、あまりパッとしないものが多いです。

弦を選ぶときは、以下で紹介しているクラシックギターの弦に力を入れているメーカーをおすすめします。

素材による弦の違い

ナイロン弦が開発される前は、クラシックギターの弦は羊の腸を撚り合せて作る、ガット弦が使われていました。

ガットでできた弦は音色や弾きごこちが良い反面、切れやすく、音程も安定しにくいという欠点があります。
また、値段も高価なため、今ではあまり使われなくなっています。

ただ、ガット弦は本当に音色が良いので、気になる人は試してみる価値が十分にあると思います。
ガット弦のサウンドは上品で柔らかく、細かなニュアンスを表現することができます。
ガット弦はテンションが弱いので、ナイロン弦とは弾き方を変える必要があります。

ナイロン弦はガット弦の代わりになるよう開発され、現在一番使われている弦です。
ガット弦より耐久性が強く、音程も安定しています。
音色ははっきりとクリアで、強い音です。

また、フロロカーボン弦という新しい素材の弦もあります。
ナイロンより丈夫なので、細く加工できるようです。
音色は高域が強く出て、きらびやかなサウンドです。
多少高価ではありますが、ナイロン弦より長持ちします。

弦のテンションによる違い

クラシックギターの弦は、ローテンション、ミディアムテンション、ハイテンションの3種類くらいのテンションに分けられます。テンションとは、弦の張りの強さのことで、ハイテンションのものほど強くなります。

楽器によってもマッチするテンションがあるので、いくつか試して好みのテンションを見つけてください。
なお、古楽器など強度がない楽器には、強いテンションの弦が使えないこともあります。

おすすめのクラシックギター弦のメーカー

それではここからおすすめのメーカーを紹介していきます。

ここで紹介するメーカーはどれも日本に代理店があり、安定して購入することができます。
ナイロンのクラシックギターの弦は、ここで紹介するメーカーのものを使えばまちがいないと思います。

おすすめのメーカー①AUGUSTIN

ナイロン弦を初めて開発したメーカーで、使っている人も多いです。

どのテンションでも弾きやすく、強すぎたり弱すぎたりすることがありません。
ツヤがあって上品な音色です。
値段も手頃で、どこでも売っているので入手しやすいです。

まだ使ったことのない人にはおすすめしたいメーカーです。




おすすめのメーカー②HANNABACH

ドイツのメーカーです。
弦の種類が多く、好みや用途で選べます。
全体的に柔らかく、上品に落ち着いた音色です。
音色が落ち着いているので、新しい楽器などに合わせるとバランスが良くなります。

他のメーカーより値段は多少高めですが、品質が良く音も良いおすすめできるメーカーです。




おすすめのメーカー③SAVAREZ

サバレスはフランスの弦のメーカーで、ギターの他バイオリン系の弦も製造しています。
フロロカーボンの「アリアンス」も製造しています。

このメーカーの弦は、テンションや種類のバリエーションが多いです。
明るくクリアで、すこし硬めの音色が特徴です。

ちょっといつもと違う弦を試してみたい人に、おすすめのメーカーです。




まとめ クラシックギターの弦を選ぶときに

今回はクラシックギターの弦の選び方についてでした。

いろいろな弦やメーカーがありますが、楽器も弾く人も様々なので、色々試してベストな弦を見つけてください。
参考にしてもらえればうれしいです。
それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました