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一眼レフカメラで背景をぼかした写真を撮るために必要なレンズと簡単テクニック

カメラ
この記事は約3分で読めます。

背景がボケた写真っておしゃれな感じがしていいですよね。

一眼レフのカメラならボケ味のある写真は簡単に撮れますが、そういう写真を撮るためには明るいレンズが必要になってきます。

また、そのための設定も多少覚える必要があります。

この記事ではボケ味のある写真をうまく撮るためのコツをわかりやすく説明したいと思います。

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背景をボカすためのレンズ

ボケ味のある写真を撮るには、F値が小さく設定できるレンズが必要になります。ズームレンズの場合はF値の最小値が2.8くらいのものが理想です。

単焦点レンズやマクロレンズだと、F値が小さいものが多く、価格も安いのでおすすめです。

また、ズームレンズを使う場合は望遠側にズームした状態で撮影するとボケがきれいにでます。

背景をぼかすために行うこと

ボケ味のある写真を撮るために必要な条件は以下の2つです。

・F値を小さくする
・背景と被写体の距離を開けた状態で撮影する。

この2つを意識すれば背景がボケた写真は簡単に撮ることができます。
ここからひとつづつ説明していきます。

F値を小さくする

ボケ味のある写真を撮りたい時は、絞り(F値)を小さく設定したいので、撮影モードを絞り優先モードにします。

F値を小さくすることは、ピントが合う奥行きの幅を決めることでもあります。F値が小さいとピントが合う奥行きは狭くなり、F値が大きいとピントが合う奥行きは広くなります。

だから、ボケさせたくないときはF値を大きく設定して撮影すれば良いのです。



カメラ   被写体    壁


上のような位置関係で写真を撮る場合、被写体の体全体にピントが合うようにF値を設定します。
そうすると被写体がはっきり写り、後ろの壁はボケた写真が撮れます。

F値を低く設定しすぎると被写体の一部分、ピントが合ったところだけがはっきりと写り、被写体の他の部分もボケてしまいます。

撮影するときの状況や被写体によってもF値の設定は変わるので、いろいろと試して感覚をつかんでください。

背景と被写体の距離を開けた状態で撮影する。


カメラ   被写体    壁


上の状態で撮影する場合、被写体とカメラはなるべく近く、被写体と壁はある程度離れた方が、ボケ味の強い写真が撮れます。

この2つの距離の違いでボケ味が変わってきます。

被写体と背景が離れすぎると、背景がボケというよりただの滲んだ色、みたいになってしまいます。

距離感をつかむためには動かないもの(コップなど)を被写体にして設定を変えながら練習するとコツがつかみやすいと思います。

ボケ味のある写真を撮る、おすすめのシチュエーション

ボケた写真に限ったことではないですが、昼間の屋外が一番写真を撮るには適しています。
また、室内の撮影も、日のある時間の方が良い写真が撮れます。

ここまで背景をボカすことだけを述べてきましたが、実は背景だけではなく、被写体の手前にあるものもボケます。

わざと手前にものをおいたりして撮影しても面白い写真が撮れるのでおすすめです。

また、複数のものや人を被写体にしたい場合は、それぞれの被写体がカメラから同じ距離になるよう注意してください。F値を小さくしているので多少の距離の違いでも被写体がボケてしまうからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ボケ味のある写真はコツさえわかれば簡単に撮れるものです。

ただ、なんでもボケさせると後から見返したときにどこで撮ったのかわからなくなることもありますので、背景も撮りたいときは、F値の設定を高めに設定しましょう。
たくさん練習してコツをつかんでください。

それではまた。

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